High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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STRAIGHTEN THINGS OUT -I THINK WE BETTER SPLIT UP-


フランスはマルセイユのメロディック・ハードコア・バンド、STRAIGHTEN THINGS OUTの新作ミニアルバム。
2001年の結成にして、早くも若いバンドからも影響の声を多く聞く、メロディック・ハードコアの真骨頂的な1st.アルバム、"DAWN OF A NEW HOPE"から、二年半ぶりとなる本作は、前作でも素晴らしいのに、さらに一皮むけたというか、高速ファンのみならず、ポップでメロディアスなサウンドを求める方たちにも、充分にアピールできる、幅広さと奥深さを備えた快作となっています。

いわゆる泣きのメロディーで、全編に渡り高速で飛ばしていくといったスタイルで、前作でも大きな支持を集め、一躍フランスを代表する高速メロディック・ハードコア・バンド、そして、またBELLS ON RECORDSの看板とも言えるほどのバンドとなった彼らですが、オーナーであるLOUIE氏の語る通り、近年、飽和状態になりつつある、高速メロディック界に一石を投じるような、メロディー、演奏、アプローチ、そのどれをとっても、非常に純度を高めた、いわゆる本来の意味での、トータル的なメロディック・パンクというものを表現している作品であると思います。
当然のことながら、抜群の高速感と、抜群の破壊力を擁したサウンドも顕在ですが、少しテンポを落としメロディーを強調した楽曲やパートも多く含まれていますが、それを決して失速とは感じず、明らかに成長や懐の深さといった印象に置き換えてくれるのは、彼らのメロディー、そして楽曲そのものが、高い完成度を示している証ではないかと思います。
前作でも大いに感じる、聴き易さ、万人受けする要素といったものを、さらに一歩先に推し進めた、今の時代に生き、多くの音楽性の中から、良いものを自然に抽出して、自らのサウンドに反映させつつも、彼らなりのスタイルといったものが明らかにそこにある、本当にSTRAIGHTEN THINGS OUTというバンドが一流のバンドである証明書のような一枚だと思います。

元々が圧倒的に良質である、BELLS ON RECORDSのバンドは、既にバンドとしての熟成期に入り高みに登ろうとしていくバンドであるとか、ニ周り目に入り、画期的な変革を遂げているバンドなども多く見られ、レーベルそのものも見ても、非常に興味深い印象を受けます。
"DAWN OF A NEW HOPE"は国内盤と、欧州版のミックスが違ったりして、中々のマニア泣かせな作品でしたが、今度はそんなの無いのだろうか?とか少しヒヤヒヤしたりしますが、そういった部分のマニアックなパンク器質も、レーベル、バンドともにイカスところですな。

STRAIGHTEN THINGS OUT MySpace http://www.myspace.com/straightenthingsout

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DAY BY DAY -THE ENEMY STILL REMAINS-


というわけで、遅ればせながら、非常にお世話になっている、FASTLIFEさんから国内盤のフランスのDAY BY DAY。というか遅れ過ぎ、クロさん、すみません。もう聴いている人も多いでしょうが、非常に良質なバンドで、良質な作品だと思うので、本日はこのDAY BY DAYの2nd.アルバムです。

DAY BY DAYはフランスのマルセイユで、2000年に結成されました。ギター・ボーカルの人は、ドラムの人と兄弟で、さらに紅一点のベーシストは彼の嫁さんだそうです。で、それに同級生のギターの人を加えた、すごく家族な感じの4人組です。
ヨーロッパ・ツアー、SATANIC SURFERSのオープニング・アクトと、精力的なLIVE活動を続けてきた彼らは、'04年に、1st.アルバム"The Difference Between Truth & Fact"をリリース。そして2nd.となる今作、 "The Enemy Still Remains"を'07年にリリースします。で、その国内盤は前述したように、FASTLIFE RECORDSさんよりリリースされ、国内盤には、現在入手困難な、1stアルバムからボートラが3曲追加されています。

この"The Enemy Still Remains"。「世界一速い」と帯に記載されているように、オープニングなど、まさに世界最速クラスの猛ダッシュぶりで、幕を開けます。そういった圧倒的高速感を誇る部分も、アプローチや、シフト・チェンジなどで、随所に見せてくれますが、彼ら自身が語る、そういった速く、パワフルな部分を持ちながらも、叙情的なメロディーを持った作風も心がけているといったように、どちらかといえば、ミディアム系のメロディーを前面に押し出した作りの曲も多いです。しかし、前述したような、突発的高速シフト・チェンジなど、非常にカッコいいです。かと思うと、バンド曰く、「愛の子守歌」といった、スローなナンバーも入ってたりして、その辺りも珍しい感じなのではないでしょうか。
また、どちらかというと、音の作り自体は、最近のこういったバンドにしては、クリアで、どちらかと言えば重厚感や、ラウド感を抑えた感じだと思うのですが、そこに太めのボーカルや、野太いコーラスなどが乗ることによって、ハードな質感の部分を補っているような気がします。
しかし、太めのボーカルといっても、決してメロディーの良さは損なわれることなく、叙情的な部分をすごく感じますし、均整の取り方が個性的だと思いますが、バランスの良いバンドだと思います。

私には、兄弟も、ヨメもいないので、そういった絆のようなものは、具体的には把握しにくいのですが、家族とバンドをやるというのは、普通の家族では共有できないような、素晴らしい経験や、価値観を共有できるように思うので、それは素晴らしいことなのだろうなと思います。
それは、昨今の個人思想的な時代の流れからすると、忘れかけているような部分を思い出させてくれるのかもしれません。元々、バンドというのは誰かの力を借りなくては、なにもできないので、そういった家族のような絆を有しているバンドこそ、もしかすると、本来の実力以上の部分を、引き出すことが可能になるのではないかと、ふと思いました。

DAY BY DAY MySpace http://www.myspace.com/daybydayfr

HOGWASH -OLD'S COOL,NEW'S COOL-


来日直前のフランスのHOGWASH。なんか、つい先日、思いもかけず私のMySpaceにフレリクしてきてくれたので、これも何かのご縁だし、来日の勢い付けにでもなればいいかなとか、また、大好物のM-SIXTEENは大分前に紹介しましたが、その御本家の紹介はまだで、完全に扱うタイミングを失っていたので、ここぞとばかりにご紹介です。

HOGWASHは2001年、フランスで結成。'03年にEP"Insert Title Here"('06年にBells On Recordsより、リイシュー)、'05年にこのfull-length"Old's Cool, New's Cool"をリリースしています。ちなみに私の所有してるのは、今気づきましたが、DISKRETEっていうレーベルの輸入盤みたいで、どこで買ったのだか、全く覚えていません。Bells On Recorsdからは、つい先日、追加プレスされ、その追加プレス分からは、ボートラ追加、曲順変更といった、オリジナルとの変更点もあるので、マニアの方は手を出しておきましょう。
昔はフランスのメロディック・ハードコアと言えば、LEGITIME DEFONCEぐらいしか思いだせなかったくらいですが、ここ最近はイタリアなんかと同じく、メロディックのメッカになってる感じですね。それもこのHOGWASHをはじめとして、STRAIGHTEN THINGS OUT、STRAIGHT AWAYといった非常に質の高いバンドが多く出てきて、注目を浴びるようになったのもあるんでしょうね。FORUSとかもフランスか。

で、"Old's Cool, New's Cool"。HOGWASHは、フロント3人がボーカルを取るという独自のスタイルで、曲によってボーカルを変えるなど、そういった部分も売りになってるようです。メロディアスで疾走感溢れるナンバーをつるべ撃ち、と言ったらよいでしょうか。このバンドも、やはり、すごく日本の方には受けると思うサウンドをお持ちです。非常に軽快かつ、近代高速感に溢れ、メロディアスにハイ・スピードに全編に渡りカチ飛ばしている感じです。
そりゃあ、好きでしょう、若い人はって、すごく思います。ただ、blog51daysの郁子さんも書いてましたが、そのフロント3人とも全員爽やかな声で、終始爽やかに爽快感丸出しで、ブッ飛ばしてるもんだから、良くも悪くも、クセが無く、ひっかかる部分が無いなと感じるのは、少し穿った見方ですが、少し物足りなく感じてしまいます。やはりメロコア優等生といった表現が、良く似合う感じですね。
もっとも、それは逆に言えば、非常に万人受けする、聴き易さといったモノを、才能として所持している証だとも思うので、私のように捻じれた見方で、やけに湿った部分や、妙なクセを求めたりしなければ、この作品も非常に良作で、高いクォリティーを持ったバンドであることは、間違いないと思います。

私は、"Naked"みたいな、ある種、複雑なアプローチが随所にあったりすると、このバンドがさらに好きになる感じなのですが、それをやると、今の彼らの魅力が損なわれるかもしれないし、きっとM-SIXTEENあたりまで行くと、激しくリスナーを選びそうな感じがしないでもないので、ヘタにエモくなって、失速したりとかしなければ、今のままでも充分カッコいいですよね。なんか、LOST IN LINEのときもそうでしたが、優秀なのを見ると、なんか難癖をつけたがるのは、私の悪い癖かもしれません。それほどまでに、このHOGWASHも優秀なバンドです。
LIVEを心待ちしている方も多いでしょうし、チケット買われている方は、ぜひ堪能してください。LIVE見れない地方の私は、彼らの新しい音源を心待ちにしてます。

2008/11/06 (木) 京都府 - 東山 @ WHOOPEE’S
2008/11/07 (金) 愛知 - 名古屋 @ CLUB UP SET
2008/11/08 (土) 静岡 - 浜松 @ MESCALIN DRIVE
2008/11/09 (日) 愛知 - 西尾 @ 泥人ばあー
2008/11/11 (火) 新潟 - 三条 @ ROCKET PINK
2008/11/12 (水) 東京 - 新宿 @ MARZ

HOGWASH MySpace http://www.myspace.com/hogwash

OC TOONS -WHAT DOESN'T KILL US MAKES US STRONGER-


日本に於いて、高速メロディック・ハードコアというものが、流行しているかどうかは別にして、日頃からそうした、嗜好のみで情報を収集している自分なんかにしては、なんともカッコいい新しい日本のバンドも登場したり、思わぬ国内盤が発売されたりと、なんだかとてつもなく素晴らしい環境になったりしているのですが、そんな中、新興のレーベルさんなんかも登場して、もう、いい意味で、なんて時代だとかって思うのですが、FASTLIFE RECORDSさんも、そんな新しいレーベルで、今後の躍進を期待したいところでありますが、そのFASTLIFE RECORDSが、レーベル発起の勢いとともに、リリース第一弾として送り出したのが、このOC TOONSです。

OC TOONSは2000年に結成されたフランスのバンドで、'03年に1st."Funny guys for..."をリリース、そして'06年にFABULOUS DISASTERとのsplit、"Awesome Fromage"と、この2nd."What Doesn't Kill Us Makes Us Stronger"をリリースしています。ちなみにFABULOUS DISASTERとのsplitはH.M.V.とかでも扱いがあるようですが、送ってこないことこの上ないので、ブチ切れ必至です。私も以前の苦い経験を思い出し、なんかまた頭に血が昇ってきました。商品来ないのにメールだけバンバン来るのでイラっとするんですよね。それはさておき、安心の."What Doesn't Kill Us Makes Us Stronger"国内盤。輸入盤のオリジナルは11曲で、FASTLIFE RECORDSの国内盤仕様はボートラ入り全13曲、歌詞・解説・メンバーによるコメント入りとのことで、まだの方はFASTLIFE国内盤が何かとお得です。

サウンドの方は、いわゆる高速メロディック・ハードコアでありつつも、10曲目などに如実なスクリーモというかカオティックな面も孕んでいたり、コーラスなどもスクリーモ要素が多分に含まれていたりと、メロディック・ハードコアを基調にしつつも、そういったスクリーモ的な要素も多く含む、ストロングな部分も持ち合わせているサウンドです。また、変則的なテンポ・チェンジなども見られる展開など、細工を重ねた部分から、大アジな部分まで、若さにまかせてブチ飛ばしている感じです。スクリーモ要素と言いましたが、全体的にゴリゴリというわけではなく、"Hope To Be Happy"のような比較的甘めの高速メロディック・ナンバーや、またフレーズも常時装備しているので、メロディック・ファンにも充分イケるサウンドだと思います。しかし、やっぱ若い方向けかな。私的にど真ん中ストライクではありませんが、面白いサウンドだと思います。じゃあ、何で取り上げたのかというと、彼らがレーベルさんに全員フリチンの写真を送りつけてくるようなバカだったところに、私のパンク・アンテナが反応しました。ビーチでメンバー全員チ○ポだして、ニッコリ笑って写真に納まるようなバカは、90%以上の確立でパンクです。それとFASTLIFEさんのブログで、ジャケ画像クリックするとエライデカイ画像だったり、MySpaceにもクソデカイ画像があったりと、デカイことにさほど意味がないと思うのに、放逐された小ヅラ憎いカエルが、あちこちでバカデカイのも、またなぜか無意味にパンクです。かずさんとこの帯の画像まで、異常にデカイです。もう、なんで?あ、忘れてましたが、NO USE FOR A NAMEのTONYとBELVEDEREのSTEVEがゲスト参加しているそうですよ。

FASTLIFE RECORDSのリリースの第2弾は、同じくフランスのDAY BY DAYが決まってますし、第3弾、カナダのABANDIN ALL HOPEのリリースもアナウンスされたようですし、何かと勢いとパンクの気概を感じます。今後もFASTLIFE RECORDSの、さらなるパンク的暴走、暴発なども大いに期待したいところです。ウチの画像もバカデカくしといたほうがよかったかな。

OC TOONS Official http://pagesperso-orange.fr/octooner/
OC TOONS MySpace http://www.myspace.com/octoons
FASTLIFE RECORDS http://blog.livedoor.jp/fastliferecords/
FASTLIFE RECORDS MySpace http://www.myspace.com/nofastnolife

M-SIXTEEN -M-SIXTEEN-
n-sixteen

フランスのM-SIXTEENは、HOGWASHのベーシストが、ボーカルを努めるバンドです。しかし、サイド・プロジェクト的なお遊び的な感じではなく、どちらも本格的に活動しているようで、サウンドの違いもかなり大きいです。Bells Onのリリースで日本でもかなり有名なHOGWASHは、どちらかといえば正統派メロディック・ハードコアといった感じですが、このM-SIXTEENは、遙かにストロング・タイプのスタイルで、HOGWASHに比べると、かなりワイルドでラウドな印象です。メロディック・ハードコアにカテゴライズされる部類でも、異端と呼べるほど、タフでストロングなサウンドだと思います。

そのボーカルはスクリーモの要素も孕む雄叫び系を中心としており、メロディアスなものもありますが、いわゆるメロディック・ハードコアのそれとは違い、かなり高い声なのにラフで男っぽいイメージです。また、全体のサウンドもオールド・スクールの臭いがそこはかとなく香りつつも、結構新しいアプローチをしてみたりと、かなり昨今のメロディック・ハードコアのバンドとは、そのアプローチを異にしています。疾走感があるものは、それはもう抜群に速いのですが、疾走というよりも、爆走といったほうが良い感じで、実にワイルドな感じがして、パンクを感じさせてくれます。また妙に腰にくるリズムやアレンジといったものも、最近のバンドにしては独特のパンク感で、私はかなり気に入ってます。

もう1曲目から、爆走イントロから腰リズムへの超展開。2曲目もなんかグリグリいわせながら、爆走。1曲目と2曲目大好きです。なんだかボーンだとか、ゴーンだとか、ギャラギャラ、ギュイギュイとか擬音が似合います。ウルセぇ感じが最高です。テンポを落とす3曲目もウルサイ感じです。次の曲とかのアルペジオの入り口からの多少カオス的な展開とかは、HUSKER DUあたりを彷彿とさせますし、他にもそういったアプローチや、神経を逆撫でするようなアレンジといったものも、中盤以降もところどころに顔を出すので、以外にバック・ボーンとしてHUSKER DUとかがあるかもしれません。そんな中、ラウドでハードかと思えば、7曲目あたりでポップなリフで入っていくのですが、結局すぐにストロング・ハード爆走に持っていきます。基本ラウドでストロングという、もう逆メロディック・ハードコア的な基本姿勢がたまりません。落とした曲から一転、爆走、激走を繰り返す、このアルバムの展開も、悪さ、強さ、速さ、といった、パンクの醍醐味を感じさせてくれます。
ドイツのFound Of Lifeとか、UKのレーベルとかでもデイストリビュートしてるので、意外とAmazonやHMVとかどこでも気軽に入手できますが、大方の人が、HOGWASHを期待して、このアルバムを手にすると思いますが、多分イメージと違い、ヤバいのは想像に難くありません。同じフランス人かもしれませんが、ベースの人だけは別の人種です。このバンドに甘さや切なさといったモノを求めたりすると、かなり痛い目に会います。
for fans of the...RISE AGAINST、STRIKE ANYWHERE、THRICE(初期)、PROPAGANDHI、SMACKIN' ISAIAHだとかと思います、きっと。

メロディック・ハードコアとしてはかなり上質といえる、HOGWASHのほうが、圧倒的に一般受けはすると思いますが、かなりワルくて、ストロング&ワイルドな、このM-SIXTEENは、最近の甘メロを好む風潮からは逆行しており、聴く者を選ぶかもしれませんが、私のようにハマってしまうと、たまらなく魅力的に感じるサウンドに感じられると思います。
どちらのバンドもクールなのですが、こと「メロコア」という社会で、HOGWASHを立派な社会人だとすれば、M-SIXTEENは、定職にもつかないチンピラのようですが、それがたまらなくカッコよく見えてしまう時もあるのです。

M-SIXTEEN Official http://www.m-sixteen.com/
M-SIXTEEN MySpace http://www.myspace.com/msixteen


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