High-Speed-Flower
高速メロディックパンクを中心に、メジャーから激マイナーまで、バンドや音源について書き連ねちゃったりしていきます。
3DAYBINGE -3DAYBINGE-


というわけで、そのASADOのボーカリストのバンド、3DAYBINGEです。というかまだアクティブなのでしょうか? 最近のASADOのLIVEにスペシャルゲストとして参加したり、MySpaceにも'07年のデモとかもポストされているので、アクティブですよね。その近年のサウンドはよりASADOチックです。
というか、もともとASADOのほうが、サイドバンドであるようなことを、りえぞー部屋さんとこで、大分前見たのですが、現在は逆にASADOの方がメインみたいですね。私も3DAYBINGEはこの一枚しか知らないし、こういったブログでもかなり前から、この3DAYBINGEを取り上げてたのは、りえぞーさんくらいだったので、真実不明です。てか、そのりえぞー部屋さんが最近アクティブで無いのが非常に残念だったりします。全く面識が無いのですが、私は日々の楽しみの一つなので、りえぞー部屋さんの一日も早い再開を熱望します。

3DAYBINGEは、1999年にカナダで結成。2000年にセルフで11曲入りのデモをリリースしているようです。そして2003年にこのセルフタイトルのフルレングスをリリースしてます。以前は結構日本でも出回ってるのを見かけたのですが、最近とんと見かけません。私もほとんどの曲持ってるからいいや的、いい加減な見地から、最近までこのアルバム持ってなかったのですが、ASADOブレイク間違いなしとかと踏んだ私は、売り切れとかを恐れ、慌てて入手しました。で、その中のクレジットは2005年になってるので、リイシューされたのかもしれません。

で、そのサウンドはASADOの超近代的メロディック・ハードコアと比べると、どことなく古さや、懐かしさなどを匂わせてくれる、ハードコア寄りの疾走系パンクロックといった趣です。SNFU、BAD RELIGION、PROPAGANDHI、NOFX、LAGWAGON、STRUNG OUTなどに影響を受けたとされるそのサウンドですが、PROPAGANDHIというのは、そのポリティカルな内容が中心の歌詞かと思われ、またそのサウンドは、このアルバムだけだと、個人的な印象だと上記のバンドよりむしろ、FACE TO FACEあたりが一番近いかなと感じます。
当然の如く、ここでもボーカルRob Danielsこと、rjbingeさんの哀愁まみれの素晴らしいパンク節は全開で、このボーカルを聴くためだけでも一聴の価値は大アリなのですが、そのサウンドの方もまた、ASADOとは別の魅力が全開のパンクロックで疾走しています。またrjbingeさんは、このバンドではボーカルとともにベースもプレイしており、それがなかなかビジーで巧くて、かなりやってくれます。また、ギターも、こういった昨今のメロディック・ハードコア系のバンドには珍しく、メタリック・アプローチではなく、ロックンロール的なアプローチが中心で、それが余計にこのバンドのロックンロール的要素を引き立て、より個性のあるサウンドにしていると思います。当然、近代メロディック・ハードコアの疾走感といったものも、時々顔を出し、そういった近代と懐古を折衷したような、不思議な魅力も持ち合わせていると思います。
もう、ドラムシバキまくって、ワウって、カチ飛ばして、野太く歌い上げる、クソカッコいい、オープニングナンバー"call to arms"聴くだけで、オジサンはシビれ上がってしまうのですが、ホントこの一曲を聴くだけで、圧倒的にASADOとのサウンドの違いを実感してしまうのですが、本当にASADOも、3DAYBINGEとも非常に個性に溢れた魅力的なバンドです。決して全編高速で畳み掛けたり、近代高速感がバキバキであるとか、そういったバンドではありませんが、ASADOを聴いてヤラれた方も、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。ASADOとはまた別のパンクロックの魅力に溢れた一枚です。特にそのボーカルにヤラれた方は必聴です。

rjbingeさんの哀愁セクスィー・ボイスをさらに堪能したい方は、アコースティック・ナンバーなんかもアップしてある、彼のMySpaceもチェックしてみましょう。

3DAYBINGE MySpace http://www.myspace.com/3daybinge
rjbinge MySpace http://www.myspace.com/rjbinge

NON SUFFICIENT FUNDS -HOOKED ON ADDICTIONS-
NON SUFFICIENT FUNDS

久々にBells On Recordsさんの新譜を。新譜といっても2004年の作品なのですが、なんといっても、元々のリリース自体が、あのFREEDUMBだったりするので、なんとも入手しづらいこと、この上なかったわけですから、今回のボートラまで入った、国内盤の発売はうれしいかぎりです。カナダのカッコいいバンドを多く擁しているFREEDUMBですが、それこそお店に頼んだところで、いつまでたっても入荷しないし、巡り合うのに運とかが左右されちゃたりするしで、なんとも面倒くさく、このバンドの音源も、そこかしこからDLしてきた、バラのmp3を、HDに放り込んじゃってるもんだから、ま、いっか、てな気になってたのですが、せっかく入手しやすい国内盤となれば、当然の如く手を出してしまう、持っておきたいアルバムです。

MySpaceに10 Yearsってあるので、結成は'98年ですかね。4人編成のドラム・ボーカルです。きちんとした音源のリリースも、この作品だけだと思いますし、現在も目立った活動はないようです。
方々で言われているとおり、昨今の巧いバンド慣れしている耳には、ツっ込むところは多々あるのかもしれませんが、私的にはけっこう普通に聴ける範囲だったりします。イントロや間奏が長く、色々と手の込んだことをやってみたり、チョーキングとか、ワウとかが古ダサカッコよかったりと、私的には何かとステキで、また、ショボい感じとかではないので、心配は無いと思います。いろんな意味で、味というのが出ていると思います。カッコいいパンクバンドというは、ある意味ツっ込みどころがあるくらいが魅力的です。'90年代のSWEDENのバンドや、UKショボ高速系のバンドしかりです。そして、彼らには類まれなると言ってもいいほどの、メロディー・センスがあります。その叙情的なメロディーに、ドラマチックな展開と言えば、'90年代のカッコいいバンドを彷彿とさせますが、ある種の懐かしい感じというのは、そういった、'90年代のバンドに通じる部分があり、彼ら自身がインスパイアされていると公言している、'90s Likeなサウンドの、少しの拙さや、染みるメロディーといった、必要十分条件を兼ね備えています。

本当にこのバンドは、イントロや、間奏が長い部類に入ると思うのですが、アレンジの運びが良いので、それをドラマチックに聴かせることができます。歌い出し、サビ前後の落とし、サビの盛り上げ方、コーラスの煽り、サビの後に大サビといった、劇的な展開は抜群です。エッジやフックの鋭さといったものを求めると、難はあるのかもしれませんが、楽曲自体にフック感覚があるので、むしろ多少の緩さといった感じが、このバンドをより'90sっぽくしていると思います。充分に疾走感も表現できていて、非常に心地良いテンポに感じます。ボーカルにさほど大きな特徴が無いにも関わらず、歌モノ的なメロディック・ハードコアの良作といったイメージが強かったりするのは、そのメロディーの良さという部分が大きいでしょう。

"I Hear Your Cries"は、つい繰り返して聴きたくなるような、グッとくるサビのメロディーや、少し繊細で、劇的なアレンジと、このバンドの魅力が凝縮されたような、叙情高速メロディックの名曲だと思います。
この曲には、なぜか日本の'70年代の香りなんかもしちゃいます。それは、昔のテレビドラマの主題歌なんかを思わせる、侘びて寂びるメロディーのエグりと、ギターのフレーズのせいだと思います。なにかと、染みる一曲です。

NON SUFFICIENT FUNDS MySpace http://www.myspace.com/nonsufficientfunds

BELVEDERE 1995-2005
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カナダの旅も佳境に入ったんだか、入ってないんだかよくわかりませんが、そろそろ音速番長にいきます。
現在のメロディック・ハードコアのシーンにおいて、彼らほど、世界中にそのフォロワーが多く存在し、高速メロディック・サウンドを愛する若者の誰からも、尊敬されているバンドは、現時点では、おそらく彼らが世界一の存在なのではないかと思うほど、近代高速メロディック・ハードコアのシーンにおいて、重要な存在として語られるバンドとなったBELVEDERE。Bells On Recordsをはじめとする、こういった高速メロディック系のアーティストも、多くのバンドが、彼らをフェイヴァリット・バンドに挙げ、インスパイアされたかのようなサウンドを有し、トリビュート・アルバムも企画されるほど、絶大な支持と人気を誇ります。

もっとも私自身は、彼らがシーンに登場してきたのが、90年代の後半と遅かったこともあり、既に中年の域に迫ろうかとの時期で、けっこうリアルタイムで聴いていたにも関わらず、微妙にその若者の熱中ぶりに、乗り遅れた感があり、今の若者たちのように、そのサウンドに心酔するということもなく、思い入れもあまり強いというほどではなかったりします。また、彼らのサウンドを初めて聴いたときの、私が感じた、そのたっぷりのB級感と、なんかまたエラい速くて、ウルせぇの出てきちゃったな的な、第一印象が、いつまでも拭い去れず、今に至っているのかもしれません。今の若い方たちからすると、ウソでしょ?という感じかもしれませんが、本当に当時としては、扱うお店的にも、リスナー的にも、その程度の扱いだったように思います。むしろ、ある意味、神格化されてるといっていいほどの現代こそ、こちらからすると、マジですか?という感じではあったりします。それは、SATANIC SURFERSなどにも、同様の感覚があったりもします。とは言え、それこそ時代や、世代の大きな隔たりがあるという話で、我々の世代がDAMNEDなどに衝撃を受け、それを狂ったような速さだと感じたように、現代の若い世代が、その初パンクが、BELVEDEREやSATANIC SURFERSで、やはりその今まで聞いたことのない速さに感動し、心酔するといった感覚は、もう、充分過ぎるほどに納得できます。そして、BELVEDEREが、今世界の高速フリークの若者から愛されているバンドだという事実も、充分に納得できます。私も、思いいれはどうあれ、BELVEDEREも大好きなバンドのひとつで、大好きなサウンドですから。

音楽が多様化された、現代のパンク・シーンにおいて、カテゴリーというものも確実に増えてきたというのは、以前から何度もお話ししていることですが、そのカテゴリーすらも多様化していく現代のシーンにおいて、本来枠組みに組み込み、総称するといったカテゴライズの意味とは逆に、その音楽性のみをとってみれば、パンクとメタルの認識に代表されるように、どんどんその隔たりが薄れ、パンク的でもあり、メタル的でもあるといった、またそれ以外の音楽性すら孕むといったように、カテゴライズされたジャンルの中でも、様々な音楽性が混在しているというのが、現代のパンクの特徴であると思います。そういった混在する音楽性の時代において、我々が若い時には、全く考えられなかった様な、パンクとメタルの融合といったものを、いとも簡単に、なんら拘ることなくやってのける、現代の若きパンクスたち。カッコいいものを、本当に素直にカッコいいと思い、それを昔よりも、器用に容易く表現するようになった、今の若者たちのニーズに、タイミング的にも、もっともそれにフィットしたサウンドを有していたのが、このBELVEDEREだったのではないでしょうか。その圧倒的な高速感とともに、メロディアスでさえある彼らは、それまでメタルを聴いていた若者、また逆にパンクだけを聴いていた若者、その全てを取り込み、そのハイスピード & メロディアスなサウンドで、そんな若者たちを魅了したのかもしれません。

BELVEDEREは'95年に結成され、'98年に1st."Because No One Stopped Us"をリリース。長らく入手の困難だった、初期のこのアルバムは、最近、Bells On Recordsより、再リリースされ、現在は容易に入手が可能になりました。なんだか、私的には、このアルバムが一番、普通にメロディック・ハードコアの一般的な要素を持ち合わせ、普通に表現している作品だと感じます。私がちょっと感じるB級っぷりといい、なんだかSATANIC SURFERSっぽいです。
そして、'00年、2nd."Angels Live in My Town"。この2作目から、ワイルドさやラウド感が増し、彼らの個性や、その他の追随を許さない、圧倒的な高速っぷりなど、向上した技術と合わせ、そのスタイルが確立されたのではないかと思います。そして、翌年の次作、"'Twas Hell Said Former Child"でも、そのスタイルはほぼ変わらず、徹頭徹尾の高速サウンドで、スピードで押し倒します。しかし、前作などもそうですが、やはり至る所にカッコいいリフや、良いメロディーといったものが、実にシンプルに、コンパクトに、しかもインパクトを持ってアピールしながら、顔を出してくるのやはりカッコいいのだなぁとかも、今聴くと思ってしまいます。
'03年にはDOWNWAYとのSplit、"Hometown Advantage"をリリース。BELVEDEREの収録曲は5曲ですが、これまでの方向性をさらに推し進め、メロディー、アレンジともにさらに完成度を高めた姿を披露します。本当に歌が前に出てくるような作りで、高速の中にもメロディーを大きく意識した作りの楽曲は、今後のさらなる彼らの方向性の現れだったのかもしれません。そして、'04年、"Fast Forward Eats the Tape"をリリース。このアルバムは"Hometown Advantage"のリテイク等も含み、まさにそういったメロディー重視の作りといったものが、彼らの作品の中でも最も色濃く、全面に押し出されていて、それまでやったことのなかったような、終始ミディアムテンポといった曲なども含まれており、かなりの意欲作で、アルバムとしての完成度も高い作品であると思います。当然、彼らの本質的な部分、圧倒的な高速感といったものを含む曲も多く含まれ、そのスピード感も極めて高く、本当に向上したサウンド・プロデュース、演奏とともに、非常にカッコよく表現されています。そこには既に彼らの初期に感じた、B級っぽさといったものは微塵も感じられず、まさにメロディック・ハードコアの横綱相撲を展開しています。そして、翌年の2005年、BELVEDEREはおよそ10年の活動に終止符を打ちます。

現在、Vo./G.のSteveは、Dr.のGrahamとTHIS IS A STAND OFFを結成し、精力的に活動を続けています。 "Fast Forward Eats the Tape"の延長線上のサウンドではあると思いますが、さらにメロディーを重視しているといった感じも強く、個人的には、やはり、BELVEDEREとはその質感に多少の違いは感じます。
徹頭徹尾高速といった、言葉の似合うバンドは、SATANIC SURFERSなど、やはり限られたバンドにのみ用いることが許される言葉で、それが許される数少ないバンドのひとつであり、まさにその言葉が最も相応しいのが、このBELVEDEREだと思います。その上、彼らは音速番長といった素敵な呼称まであり、もう、徹頭徹尾高速の音速番長とは、全くもって素敵にすぎます。
メタリックなメロディック・ハードコアといった括りに、よく引用されるBELVEDEREですが、私は彼らのサウンドが本質的に持っている、ワイルドさや、ラウド感といった、最近のバンドには少ない、模倣では表現できない、パンク感覚が、その超高速とともに実に魅力的に聴こえます。

BELVEDERE MySpace http://www.myspace.com/belvedere
THIS IS A STAND OFF http://www.myspace.com/thisisastandoff
Tribute to Belvedere http://www.myspace.com/tributetobelvedere

PROPAGANDHI -HOW TO CLEAN EVERYTHING-
How to Clean EverythingHow to Clean Everything

Propagandhi


昨日、ご紹介のDISTRICT 7。今、MILESTONEさんにありますね。他にもTRIGGER HAPPYとかも、かなり素敵に安いので、Go!です。MOURNINGSTARの1st.とかもあるので、チェックです。解散したとは知らなかったですね、MOURNINGSTAR。まいったな、こりゃあ。しかしここ最近のMILESTONE MUSICの充実ぶりは異常です。そんな中、スペインのADRENALIZEDはオススメです。では、カナダの旅。

現在、黒くて、メタリックで、高速で、ハードでストロングな、新しいバンドが出るたびに引き合いに出される、もはや、その辺の代表格とも入っていいほどの、大御所、PROPAGANDHI。メロディック・ハードコアのシーンにおける、ストロング・スタイル形容っぷりに、思わず出身地さえも忘れてしまいそうになるほどですが、このPROPAGANDHIもカナダのバンドです。本日も男の弾丸急行列車が、カナダを高速で駆け抜けます。

1986年にカナダで結成されたPROPAGANDHIは、そのハードなサウンドと同時に、ポリティカルな姿勢といったものも、極めて有名です。正面切っての体制批判や、宗教批判など、ポリティカルな姿勢を前面に押し出し、果ては動物愛護の見地からの、菜食主義であるといった、ストレート・エッジ顔負けの、ストイックなスタイルは、非常に現代のメロディック・ハードコアのバンドとしては稀有な存在で、そのアティテュードは非常にパンク然としています。そのストロングなサウンドとともに、根強くパンクスの信頼と支持を得ているのは、そういった彼らの徹底したスタイルやアティテュードも一因にあると思います。私的には、パンクスとしては、カッコいいぜとか人事のように思うのですが、革ジャン着て、肉喰ってと、ヴィーガニズムとか、もう全然無理だし、頭も良くないし、英語もわからないので、語るのはそのサウンドのみな感じです。

この彼らの1st.フルレングス、'93年、FATからリリースの"How to Clean Everything"は、FATでもLAG WAGONに次ぐ、最初期のリリースだったように思うのですが、当時でも圧倒的にハイスピードで、エッジが効いていて、やはり、このバンドも、トリオとは思えないほどの厚みのあるサウンドでびっくりしました。メタリックな部分も多く見受けられますが、現在ほど、メタリックであるとか、スラッシィな金属ハード・サウンドといった感じはかなり抑えられていて、今もそうですが、当時から、実に幅広いバリエーションも持ち合わせています。とはいえ、やっぱり初期から、ハードでストロングで、ラウド感も充分です。ただ、ポップなエッセンスや、多少の明るさといった、まぁ、今でもポップなヤツはポップですが、そのハードさゆえ、多少減退している感のあるものが、多く前面に押し出されているような感じがして、バランスが良く感じられるので、やっぱこのアルバムが好きだったりします。
ポップでメロディアスで、ラウドでハイスピード、フックの効いた、"Anti-Manifesto"とか、渋い"Stick the Fucking Flag Up Ass"とか、ほんと大好きです。また"Ska Sucks"のような、スカ・パロな曲や、"Haillie Sallasse, Up Your Ass"のような、レゲエ・サウンドなど、本当にバラエティー豊富です。そして、今もそうですが、相当にメロディアスな曲をかける、メロディー・センスが、この頃は特に、歌とともにポップさが前面に押し出されています。暗さと明るさを織り交ぜた、ザクザクとしたメタリック感と、ポップでメロディアスな味わいが、重なって、ものすごくバランス良く感じられます。
以降、"Less Talk, More Rock"('96)、シングルや初期音源のコンピレーョン"Where Quantity Is Job #1"('98) 、"Today's Empires, Tomorrow's Ashes"('01)、"Potemkin City Limits"('05)と、リリースを重ね、そのサウンドも、さらに加速 & 厚みを増していくのですが、ポリティカルなメッセージ性といったものも、さら増量されていってるようで、まぁ、本当にスゲェ、カッコいい曲なのに、物凄く長い前フリだとか、尾ビレのようなモノがくっ付いたりするのは、私のように英語がわからなければ尚更ですが、英語がわかっても、どうだろうかと思うのは、私だけではないような気もしますけど。

住んでるとこがアレなもんで、LIVEとか全く関係ないんで、気にしちゃあいないんですが、最近来日したんですよね。なんだか昔、日本の客は英語わかんないので駄目とか怒ってたらしいし、MC喋りまくりで、何か英語が通じない国ではライブしたくないってな話を聞くんですが。そういうの聞くと、純粋に彼らの音楽性だけ好きだって人は、なんか足が重くなっちゃいますね。
自分もバンドやってて歌詞書いてたんですが、言わんとすることは山のようにあっても、お客さんがわかろうが、わかるまいが、別にそんな気にしちゃあいなかったんですけどね、私。まぁ、ポンコツ・ローカル・パンクとは違うでしょうけど。なんか、某日本のバンドが、超有名な自分達の曲の歌詞を、本質的な意味で理解している人はいないとかいう内容のことを言ってたのですが、私、それ聞いて一発で嫌いになりましたもん。聴いてる人をバカにしてて、気持ち悪ぃこと言うなぁとか思って。
まぁ、主義とか主張があるなら、別にウルセェ音楽に乗せる必要もないわけで、それこそ政治家にでもなって、演説打つなり、書籍でも出版されたらいいんじゃないかな、とかは思うのですが、まぁ、どうでもいいか。他人事だし、金払ってLIVE行くわけでもねぇし、本人たちとお話するわけじゃありませんしね。
俺らのLIVEは英語覚えてから見に来いってのは、どんなに高尚な事を言われたところで、それこそ差別じゃんとか思って、音を楽しめないのですが、どうでしょう?"Anti-Manifesto"「踊れ、笑え、そして遊べ、俺たちの伝えるメッセージは無視しろ」(これでいいですかね?)ってわけにはいきませんかね?

PROPAGANDHI Official http://propagandhi.com/
PROPAGANDHI MySpace http://www.myspace.com/propagandhisa

RESET -NO WORRIES-
reset n w

メロディック・ハードコア、カナダの旅。これから、まったりと時間をかけたり、途中で中断したりしながら、高速メロディック・パンクも多い、カナダのパンク・シーンから、バンドを紹介していきたいと思います。で、最初にご紹介するのはこのRESETです。
まぁ、普通カナダといったら、今ならBELVEDEREあたりから持ってくるのでしょうが、何故かこのRESETからです。多分、マイナーなんですよね。というか、今でこそ、高速メロディック・ハードコアの代表的なバンドとして、若者に圧倒的な支持を誇る、BELVEDEREとかも、少し前だったら、相当マイナーな存在だったように思うのですが、今はエラく有名になったもんだなぁと感心しています。まぁ、そんな中、カナダと言って、すぐ思い浮かぶのは、私的には、TRIGGER HAPPYとか、このRESETだったりするので、なんかもうそんな感じです。首をかしげていただいて、結構です。TRIGGER HAPPYとか、もう一回書きたいくらいの勢いですが、まぁ、カナダはそんな感じに私の思いつくまま、聴きたくなったモノのままだとか、そんな感じでいくのでよろしくです。大体いつもそんな感じですけどね。カナダのバンドはメジャー、マイナー問わずやるつもりなので、BELVEDEREとかもやります、気が向いたらちゃんと。

RESETは1995年にカナダで結成された、メタリックなサウンドも多分に有する、高速メロディック・ハードコア・バンドです。これを書きだして初めて知ったのですが、RESETは解散せずにまだ生き残ってたりします。もう、ビックリです。その上、今年、ニューアルバム"No Intensity"ってのリリースしたりしています。もう、二度ビックリ。MySpaceで新曲を聴くと、あんまり曲調も変わってないようで嬉しいです。'97年にこの1st."No Worries"と、'99年の2nd."No Limits"をリリースした後、たぶんそちらの方が有名であろう、SIMPLE PLANに、メンバーが割れて解散したものだとてっきり思い込んでいました。でもって、'03年リリースの"Radioactive"とか、新作とか、また探さないといけません。う〜ん。

RESETは前述したように、当時でもかなりメタリックで、近代高速メロディック・ハードコアっぷりを誇っており、それは、この"No Worries"を今聴いても分かりますが、現代のメロディック・ハードコアのバンドと比べても、なんら、遜色はありません。90年代も後半なので、かなりこういったサウンドのバンドも増えていましたが、かなりエッジが効いて、硬質、高速なサウンドと思います。で、かなりの暗さと湿気。このバンドもまた、実にトリオっぽくないサウンドを聞かせてくれます。
メタリックなギターと、よく動くベース・ライン、というか、ベースの人は多分、ギター上がりなんじゃないかと思われますが、ギターのリフのようなベースライン、またそのまんまギターに被せるなんてのもあります。それがこのバンドのメタリックさに拍車をかけているように思います。で、ドラムはオカズの手数とかが多く、高い音のスネアです。そういった感じで、エッジが効いた、硬めのサウンドでありながらも、重厚感といったものはなく、若干、軽めの音です。それは、結構、少しポップな感じにすら取れて、あまり悪くは作用していません。その辺りも最近のバンドと似てるかもしれません。その辺の軽さとか隙間といったものは、2nd.の"No Limits"で、相当に改善されて、厚みを増していくのですが、その分、"No Limits"では格段にポップな楽曲が増えているので、なんとも言えませんが、超高速つるべ打ち的な感じを求めるならば、圧倒的にこの1st."No Worries"だと思います。
全体的には、暗めの曲調というか、少し引っ込んだ感じの、まさに湿った曲調で、また、ボーカルが、声質はそうでもないのですが、発声が粘着質で、粘った歌唱の仕方をするので、その曲調と歌がこのバンドの湿り気を前面に押し出しており、かなり好きだったりします。1曲目はまさに、彼らそのものといった、高速で暗く、アレンジの効いたカッコいい曲です。そして2曲目では、早くも2nd.の展開を予期させるような、かなりポップなメロディーと、アンサンブルを見せ、次の曲では、ポップとストロングを綯交ぜにして、そして4曲目では心地よく疾走してみたりします。以降はラストまで、所々にそういったポップな感覚も挟みつつも、湿りあげながら、粘着質に、カッコいいリフや、カッコいいアレンジを交え疾走して行きます。当時ではかなり暗く、聴く人を選びそうな感じだったように思うのですが、こういったサウンドが多様化した今となっては、かなり聴きやすくストレートにカッコいいサウンドと捉えられるのではないでしょうか。さらにポップさを増す2nd.などはTWENTY 2 あたりが近いサウンドだと思います。

最近はかなり勉強不足で、こんな感じでほっといたら、生き残ってて買い逃しちゃったりするパターンも多いです。本気で探さなきゃいけません。そんな中、今のRESETは、ルックスだけは、なんかメタルみたいです。ロン毛で黒のTシャツ。う〜ん、モーターヘッド。ちなみに、2006年に今日紹介した、"No Worries"と2nd."No Limits"を合わせた2in1が発売されてるみたいで、以外に容易に入手できそうです。けっこう音の質感が違う2枚だと思うので、強引な感じもしますが、いまだに簡単に入手できるあたりは、彼らが生き残ってるおかげかもしれません。もしかすると、SIMPLE PLANのおかげなのか?ちゃんと聴いたことねぇけど。う〜ん、がんばれRESET、超がんばれ。

No Limits, No WorriesNo Limits, No Worries

RESET



RESET MySpace http://www.myspace.com/resetpunk
RESET-INDY REKORDZ http://www.indyrekordz.com/reset/Reset.htm