High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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ATLAS LOSING GRIP -SHUT THE WORLD OUT-


さて、過去最長のシリーズとなった'90s SWEDEN特集も一段落し、通常営業に戻ったわけですが、SWEDENの景色を眺めていて、トンネルを抜けたら、またもSWEDNなわけですが、'90年代ではなく、バリバリ現役の近作。Bells On Recordsからリリースされたばかりの、レーベルさんはもとより、各方面でも期待のホープであろう、ATLAS LOSING GRIPです。

LOUIE氏曰く、「単純でもなければ、複雑すぎもしない、ちょうどいいバランスのバンド」とのことですが、確かに、その速度といい、楽曲といい、非常に均整の取れているバンドであり、作品に仕上がっていると思います。
高速メロディック・ハードコアを基調としつつも、抜群の高速度でブチ飛ばす曲から、程よい疾走感で駆け抜ける曲、落ち着いた速度でメロディーを強調した曲と、バリエーションも豊富です。ENEMY ALLIANCEのメンバーとSISTA SEKUNDENのメンバーを擁し、そういったツボを心得た、実績もキャリアもあるメンバーが出すサウンドは、当然の如く、現代のシーンのニーズを理解した上で、若い方たちが求めているモノを理解して、それを表現しているといったトータル面での高い完成度を感じ、さすがと言えると思います。
私は'06年のデモと、昨年のデモを聴いた限りでは、徹頭徹尾高速な、超高速メロディック・ハードコアなスタイルでくるのかと思って、そういった意味では少し期待が外れてしまったのもあるのですが、やはり実際のメンバーはかなり大人な感じがしますね。アルバムという作品を作る上で、自分たちの味が、徹頭徹尾高速だけが全てではないことを理解して、それを表現して見せてくれています。このバンドの、このアルバムに、SATANIC SURFERS的なモノを求めたりすると、まず、一曲目から、かなりの肩透かしをくらうかもしれません。そういった意味ではある意味、痛快かもしれません。もっとも2曲目では、すぐ超高速でブチ飛ばしたりするのですが。
それにしても各曲調もそうですが、一曲の中でも、速度のメリハリといったものを感じさせてくれるので、何かに一辺倒といった部分がなく、フレキシブルな面を持っていると思います。とは言いつつも、抜群の高速感を誇るナンバーも多く含まれているので、超高速メロディック・ファンの期待も裏切ることはないと思います。本当にその辺りにも、このバンドのバランスの良さを感じますね。で、ポッと一回聴いて判断するよりも、聴けば聴くほど味が出る作品かもしれません。

ADHESIVEのカバーをやっていることも、何かと話題にはなっていますが、"From Left To Right"から、 "Punk is a bunch of kids with funny haircuts"をやっています。個人的には意外な選曲に感じたのですが、何から何まで完コピな感じですね。この曲がどうだというわけではないですが、やはりこのバンドにはADHESIVEの影が見え隠れします。Katsuさんのレビューを見て、私は書くことなくなっちゃったなと感じるほどに、私もこのバンドにADHESIVEを感じたりしています。SWEDENのバンド的な、歌唱といい、ギターといい、そのバランス感覚といい。それはもう、INDECISION ALARM以上に。しかも、ラスト・アルバムから発展した形ではなく、"From Left To Right"から発展したADHESIVEを、このATLAS LOSING GRIPに感じます。

ATLAS LOSING GRIP MySpace http://www.myspace.com/atlaslosinggrip

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