High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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BLOUNT -TRAUMA-


STRUNG OUTのsplitシングルのリリースや、コンピにも彼らの別バージョンや、未発表テイクなんてものが収録されていたりと、何かと貴重音源を保持していたり、またその'90年代は、なかなかにイカしたバンドを多く擁していたFEARLESS RECORDS。
最近は"Punk Goes"シリーズなんかも有名ですが、枚数を重ねるうちにどうにもおかしな様相を呈してきて、"Punk Goes Crunk"とかってのは、さすがにやりすぎだろうとか思うのですが、最近はゴリさとエモさの際立つリリースが多く、レーベル初期の雰囲気も、少し様変わりしている感じですが、そのFEARLESSが'90年代にリリースしていた、ちょいとB級フレーバーな高速野郎たちを、少しやってみますかにょ。まったく'90s FEARLESSときたら、どいつもこいつもfor fans of STRUNG OUTだぜってな趣です。というわけで、最近ではそのSTRUNG OUT Likeなサウンドから、再評価も高まり、ヤフオクなんかでもお見かけしたりする、このBLOUNTです。

きっとカリフォルニアのバンドですよね。べース&ボーカルのWes、ギターのCraigとBob、ドラムのJhonという4人組です。STRUNG OUTのメンバーとかもいたりするとかって聞くんですが、誰でしょう?まぁ、確かにそのSTRUNG OUTのサウンドも彷彿とさせたりはしてくれます。またSTRUNG OUTともsplitのEPを同レーベルより、リリースしてます。STRUNG OUTよりも少しこじんまりとしつつも、ギターのピロリ具合と、抜群の疾走感といったものは、確実に備え持っているので、最近の若いメロディック・ファンの方々が、彼らを求めるのも分かる気がします。STRUNG OUTでいうと、やはり初期あたりの雰囲気かな。
コンピなどではよく見かけ、また、STRUNG OUTのsplitと同じく、SHOCKING TRUTHってバンドとのsplitなど、7インチのリリースはある彼らですが、1996年にFEARLESSからリリースされた、この"Trauma"という作品が、彼ら唯一のフルアルバムで、FEARLESSでも、とっくの昔にカタログ落ち。バンドの資料なんてモノも、微塵も存在してないので、メンバーがG.B.H.のTシャツ着てることぐらいしか、私もこのバンドについての詳細は判りかね、いつ解散したのかも定かではありませんが、それにしても唯一の作品ですが、確かに良作だと思います。
なんだか、ディスク・ユニオンさんとかに、奇跡の新品とか、たまに入荷しちゃったりするのは、いったいどこから出てくるのか不明ですが、アンテナを張り巡らせたりすると、なんとか入手できたりするかもしれないので、気長に探してみるのもいいかもです。

どこに顔を出しても、基本高速な彼らは、当然、このアルバムにおいても基本高速です。それにしても、一曲目の"World Of Seclusion"から、メロとかもSTRUNG OUTに近い雰囲気がありますよね。全般通じて、ナイスな疾走感と、グッドなメロディーで、それはもう、ツタツタと飛ばしているのですが、しかし、エッジ、メタリックといった部分で言うと、少し角が取れていて、やはりほどよくこじんまりとした感じではあります。そしてSTRUNG OUTと大きく違う部分は、そのダークさで、ことBLOUNTに関しては、本当にダークで、重たい雰囲気といったモノはあまり感じられません。秘めたるエネルギーを内包し、爆発させるという感じではなく、開かれたメロディーごと、勢いにまかせ突き進むといった部分は、このバンドの若さや、青さのようなものも感じさせ、彼らをより、近代のバンドっぽく聴かせていると思います。かと言って、やはり'90年代の懐かしさのようなモノも確実に感じさせてくれ、その辺、なんとも独特の味があります。

各方面でこのアルバムを評して、取り立てて一曲、一曲がどうのといった感じではなく、全体を通してカッコいい作品であるといった意見を見かけますが、ホントに同感で、全体的に高速感に溢れ、メロディアスで、聴き易さといった部分を持っていて、非常に安定感を感じさせてくれ、やはりこの作品も、'90年代の高速、グッドメロの隠れた名作と言えるのではないでしょうか。少し毒のようなものが欲しい気もしますが、そこはそれ、結局この一枚で語るしかないわけで、BLOUNTというバンドは、実は青春高速疾走系のバンドなのかもしれません。

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