High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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TEN FOOT POLE -REV-


日本で、2日連続TEN FOOT POLEとかって、私とメンマのブログさんくらいしかないような気がしますが、そんなことお構いなしに、TEN FOOT POLEを2連チャンです。
私は、TEN FOOT POLEのEpitaphデビュー作、通算2作目の、この"Rev"という作品に、結構'90s Melodic Hardcoreの王道的感すら、感じたりするのですが、TEN FOOT POLEの素晴らしいところは、なにせ超B級といったモノを、超B級のまんま、王道に無理くり乗っけて、強引にひた走ってるような部分が感じられるところだと思います。このアルバムにしても、ギターの音とかもそうですが、サウンドは決してMelodic Hardcoreの王道って感じではないのですが、無理くりにメロディアスなハードコアに仕立て上げている感じが素晴らしいです。しかし、リスナーが感じる違和感ほど、本人たちは全くといっていいほど違和感なく、自然にこのサウンドを作りだしてるような感がするのが、ある意味すごく素敵です。

今よくよく聴いてみると、前作に比べ、圧倒的に垢抜けて、クリア且つ、明解になったそのサウンドは、やはりどことなく1st."Swill"の延長線上にあるのも見て取れ、少しダサかったり、高速なのにゆったりまったり感(笑)、しかし、圧倒的に違うのは、なんかすげぇ余裕みたいなモノを感じるところかもしれません。カッコいい曲は、シンプルにカッコよく持って行き、少し毛色の違ったアプローチからは、前作のとっ散らかり感や、強引さといったものが抜けた感じがして、本当に余裕のようなモノを感じます。なんだか、ガッついいた忙しなさといったものも、見事に抜けている感じがします。別の意味でものすごく高い完成度が感じられる作品です。
'90s Melodic Hardcoreの王道と言いましたが、'90年代のEpitaphやFATは、特にEpitaphはこういった、ある意味非常に特殊な特徴を持ちながらも、創世記から第一次全盛期のメロディック・ハードコアのシーンを支持するリスナーを、充分に納得させる、独自のメロディック・ハードコア路線を突き進む、素晴らしいバンドがひしめきあっていたように思います。それは、あのスウェーデンの素晴らしい'90年代とはまた、少し意味合いの違う、グローバルな意味での幅広さといったモノや、本当にバンド独自開発な発明といったモノで成立している、本当に革新的なシーンだったのかもしれません。FATのアーティストというのは、その辺が実に器用な感じがして、当時のバンドは概ねリスナーのニーズに応える、斬新な進化や進歩の道を辿ったバンドが多く、それ故今も支持される存在であると思いますが、Epitaphで生き残っていったバンド以外は、少しというか、すごく不器用な面を非常に感じます。しかし、その不器用さといったモノも、今では希有に感じられ、すごく魅力的に見えることが、すごくあります。

きっと、TEN FOOT POLEもある意味では非常に器用なのに、立ち回り的な不器用さといったモノは圧倒的かもしれません。決して大きな支持を受ける存在ではないのですが、TEN FOOT POLEは今も生き残っています。また、当時の彼らのサウンドも、今も変わらず私のような人間に愛されていたりします。
この"Rev"に収録されている、まさに高速なのにゆったりまったり感を感じさせられる、"Broken Bubble"は私の大好きなナンバーです。

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