High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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PENNYWISE -UNKNOWN ROAD-


メロディック・ハードコアのシーンにおいて、人気、実力ともに、もはや大御所ともいえる存在のバンド、PENNYWISE。やはり'90年代のEpitaphを代表するバンドのひとつであるとともに、Skate Punk的な意味合いでは、ストリートのスポーツや文化を早くから、PUNKにフィーチャーさせたという意味でも、その代表格のひとつともいえるバンドであると思います。

1988年にカリフォルニアで結成されたPENNYWISE。結成から'90年までは、Theologianで、EPのリリースや、コンピなどにも参加、'90年にはMCD"A Word From The Wise"をリリース。同年、Epitaphと契約し、'92年"Pennywise"、'93年"Unknown Road"、'95年"About Time"とリリース、'96年にベースのJasonが脱退後に自殺し、メンバーチェンジ後、'97年"Full Circle"、'99年"Straight Ahead"、'00年" Live At The Key Club"(LIVE)、'01年"Land Of The Free"、'03年"From The Ashes"、'05年"The Fuse"、'08年にMySpace から、会員はフリーDLも可能だという、フレキシブルな流通方法も斬新な"Reason to Believe"をリリースしています。
長いキャリアの割りに基本的にメンバーは故人以外、ほぼ、パーマネントで、またその音楽性も大きく変わることなく、活動を続けているバンドであると思います。BAD RELIGIONの影響を色濃く受けているのと同時に、BLAG FLAGや、MINOR THREATなどのストレイト・エッジからの影響もあり、メッセージ性を多く含む、ポリティカルな部分も多分に見受けられ、そのスタイルはサウンドとともに、ポップでキャッチーな面も持ちつつも、タフで硬派なスタイルのバンドであると思います。

で、このフルレングス2作目となる、'93年リリースの"Unknown Road"。それまでのストレート・パンク感を維持しつつも、さらに楽曲的にも、メロディアスさや、ポップさをさらに増幅させた、良作であると思います。
少し感じる忙しなさや、高速中心の多少の荒っぽさといったものも感じるのは、現在の彼らの横綱相撲的、ある意味、堂の入った、貫禄すら感じさせるパンク/ハードコア・サウンドと、かなり趣や質感も違うと思いますが、これはこれで、実に'90年代的メロディック・ハードコア的雰囲気を漂わせ、ディス・イズ・'90sメロディック・ハードコアなサウンドではないかと思います。
アルバムのオープニングを飾るタイトル曲、"Unknown Road"冒頭のピアノのエモーショナルっぷりにゾクッときます。そういった部分も含め、それまでのサウンドをさらに丁寧に、アレンジやその他の部分、また、曲調の起伏など、様々な面に手数をかけ、新しい打ち出し方をしようとしているのが理解でき、成長を感じさせてくれた作品だったように思います。また、この頃は、その音楽的な進歩と同時に、彼らの若さや、パンク・バンドとしてのアティテュードのようなものが、非常に色濃く前面に出ているところが、このアルバムが好きな理由なのかもしれません。

しかし、本当にこの作品も今と変わらず、けっこう様々な曲調に富み、昔はもっとストレートに高速だったような気がするのですが、なんか懐の深さのようなものを感じてしまいました。PENNYWISEも、既にこの頃から、当然の如く、アプローチや、スタイルに確固たる生き残る術を見出していたのかもしれません。
今だタフで硬派なイメージといったものは、損なわれることなく、シーンを生き抜く様は、実にタフな男の生き様を体現するかのような、まさに男のパンクなのかもしれません。

PENNYWISE MySpace http://www.myspace.com/pennywise

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