High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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WRECKingCReW -夜と太陽のDNA-


男女混声メランコリー・メロディック・パンク・トリオ、WRECKingCReW。さらに今作では、メランコリーの前に、皆さんも大好物であろう、「高速」が付随します。哀愁で、高速。Awesomeです。とにかく、その日本語の歌詞、独特のスタイル、独特のパンク・アプローチ、アンサンブル、唯一無二の個性を有しているという、私の大好きな言葉のひとつは、彼らに最も当てはまる言葉かもしれません。

1998年に千葉県で結成されたWRECKingCReW。かなりのペースでライブをこなしつつ、5本のデモ・テープ、また、様々なコンピレーションに参加し、'02年に1st.mini album、 "滴"をリリース。翌年にMaxi"哀歌"をリリースし、同'03年、1st.full-length"月我消えるまで"をリリース。'04年には、メガロマニアックスとのSplit、その後、数枚のDemoをリリースし、コンピにも参加し、'08年に、この2枚目のfull-lengthとなる"夜と太陽のDNA"をリリースします。最新の音源としては、9月に限定EPの"セピア色の夜に"がリリースされています。
大塚真久(vo、b)、星和人(ds)、千秋一美(vo、g)からなる男女混合のトリオ編成のバンドですが、各方面で哀愁、哀愁とキーワードのように語られているとおり、まさに哀愁を前面に押し出した、叙情的メロディーが特徴的で、それを男性の太く真っ直ぐなボーカルと、女性の透明感のある繊細なボーカルを、時には使い分け、時には絡ませて歌い上げ、巧みなアンサンブルで、時には激速、時には繊細に、WRECKingCReWワールドを展開します。

激速哀愁の“無言の約束”で幕を開ける、"夜と太陽のDNA"。その後も、前作"月我消えるまで"では、アプローチ的に使用されていた感のある、近代高速メロディック・ハードコア・アプローチが、全体に多く見られますが、圧倒的にこのバンドが、他の多くのメロディック・ハードコアのバンドと違うのは、歌詞が日本語であるとか、男女混声であるとか、そういった部分も当然大きな要素としてありますが、その哀愁、叙情、刹那といった感情的な部分を孕む旋律が、多くのバンドに見られる海外的なものと違い、圧倒的に日本人が本質的に有している、哀愁感や、叙情感を、非常に突出して感じる部分であると思います。それは、古き良き昭和の、本来の意味での、哀愁の漂っていた、どこか切なげで、聴いた後に、どこか寂寥感などを感じてしまう、昔の歌謡曲を聴いた感覚に似ているのかもしれません。しかし、超高速の歌謡曲、私としては、ツボ以外の何物でもありません。
ビジーなベース、表情の豊かなギター、精緻に高速リズムを叩き出すドラム、そのアンサンブルや、アレンジも、私は非常に大好きです。また、失礼な言い方かもしれませんが、ある意味、朴訥に真っ直ぐな男性ボーカルと、表情をあまり窺い知ることのできない、感情を抑制したかのような女性ボーカルの絡みは、もう、圧倒的に、圧倒的過ぎるまでに、この世にこのバンドしか有していない、WRECKingCReWのある意味クセになりそうな、魅力的な部分だと感じてしまいます。しかし、ヒドゥン・トラックである、"別れの栞"ローファイVer.などに、このバンドの少し違った一面なども、垣間見れた感じがして、このバンドの人間的な部分にも、非常に興味が湧いたりします。また、それは本作に収録されている、「天空の城ラピュタ」の主題歌“君をのせて”のカバーなどにも、表れているような気がします。きっと、こういう世界観とか好きなんだろうな、とか思いつつも、原曲をブッ壊して加速する、その豪快な有様に、妙にパンクを感じたり、彼らの面白さが非常に感じられます。

WRECKingCReW Official http://www.wreckingcrew.jp/
WRECKingCReW MySpace http://www.myspace.com/wreckingcrewjapan

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