High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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MUTE -THE RAVEN-


さぁ、本日もダダ遅レビューです。こんなに聴いてるのに、こんなに好きなのに、なぜ書かなかったのか?いや、なんとなく。それが多分に年寄りのユルさ的なものなのね。というわけで、遅ればせながら、カナダ、メタリック・メロディック・ハードコアの重鎮といってよいやら、どうやら、前作までに見られた「あと一歩感」を完全に払拭したと好評(なのか?)のMUTEです。

MUTEは1998年、カナダで結成。'00年にデモ、"One Fire"をリリース。'02年にはFreedumbより、EP"Blueprints"をリリース。この作品は、新作のレーベルでもある2ND WAVEより、先頃、ジャケ違いでリイシューされてるようですね。で、'04年に1st.Full-length"Sleepers"をリリース。そして、4年ぶりの新作、この"The Raven"。本国盤はデジパックですが、RADTONE国内盤はボートラ(既出)、ちゃんとケース入り。

ジャケのトーンと同じく、どこかこの薄暗い感じは、ずっとこのバンドが持ってる感じはするのですが、その、方々で語られているような、前作までのあと一歩で良くなるのに感、そうB級感覚、というかAの下感覚が見事に払拭され、楽曲、メロディー、演奏と、そのどれもが、ダイナミックに、一歩どころか、何歩かも先に進み、非常に洗練された、近代A級メロディック・ハードコアになったという印象です。もっとも、その前作のどこか垢ヌケなさだとか、イマイチ感といった、B級好みの方には、ちょっと?かもしれません。私はB級も好きですが、これは、これですごく好きです。
いわゆるメタリック・メロディック・ハードコアの先兵の一つでもあった彼らですが、今作でも、メタリックな部分は非常に多く見られる要素でありますが、一歩間違うとメタルといったバンドの、その多くが、たまに一歩間違えたり、大幅に何歩も間違えたりするのに対して、メタルとハードコアの狭間をたゆたいながらも、決してその一歩を間違わないのが、このMUTEなのではないかと思います。今作ではさらに、メタリックなリフとともに、ともすれば、メタル的疾走感といった、メタル感を持ちながらも、パンク/ハードコアとして成立させるという、その辺りが、このバンドを好きな理由になるのかも知れません。メタルっぽいなと思いつつ、楽曲のどこかで修正をかけてくるところに、このバンドのパンクな部分を垣間見れたりする感じです。
また、高速のみのナンバーだけでなく、ミディアムなどもあり、そういった曲もグッと良くなったメロディーで押し切り、抑揚をつけた後、また高速のスピード感を実感させてくれるなど、小技も効かせつつ、その暗めの楽曲、哀愁のメロディーで突っ走るところは、非常に心地よく、また、全体的に洗練されクリアになったサウンドは、そうした暗メロすらも、聴き易く、心地よく、小気味よい感じがします。

そんなわけで、Freedumb好きB級メロディック・ハードコア・マニア向けバンド(?)、MUTEは華々しく、豪勢に、近代超本格派メロディック・ハードコアの高見に上り詰めたわけですが、まぁ、それはそれで素晴らしいことなのではないでしょうか。カナダのIVSあたりは、彼らのフォロワー的な位置づけらしく、その疾走感や、質感などがすごく似ていて、そちらにも注目したいところではあります。アルバムどうなったんだろうか?

MUTE MySpace http://www.myspace.com/mutepunkrock

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