High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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TH eROCKERS -WHO TH eROCKERS-


旧日本軍最速最強ロックンロール・パンク兵器。当時日本で一番速くて短い、TH eROCKERS。今聴いても、近代高速感とは全く違った意味で、頭のイカれてるくらい速くて、短くて、おかしなアドレナリンを放出させられ、変に頭に血が昇って興奮してしまうTH eROCKERS。このアルバムを聴いたことにより、頭がイカれてるような速い曲ばっかが好きになって、曲の長いバンドとかが、無条件でちょっとダメだなとか思うようになってしまったという、学生の時分、カセット・テープが伸びるまで聴き、私の嗜好の根底部分を完璧な形で形成してくれたのは、実はこのバンドなのだと、今聴いて改めて実感しました。いや、素晴らしいです、Awesomeです。1980年のデビュー作にして、最高最強傑作です。そんなわけで、新年一発目のレビューは、他人様の要望や、嗜好などそっちのけで、私が私のために書く、そんな自己中心的な、好きすぎるこの一枚から、おっぱじめます。

TH eROCKERSは、1976年に陣内孝則(Vo.)、穴井仁吉(B.)、鶴川仁美(G.)、谷信雄(G.)、船越祥一(Dr.)により、博多で結成されたビートバンドです。'79年に福岡でのコンテストで優勝、コンテストの持ち時間5分に4曲もプレイしたといわれている、パンクっぷり。そしてキャニオンよりメジャーデビューを果たし、翌'80年にこのアルバム"WHO TH eROCKERS"をリリース。'81年には2nd."COME ON"、同年に3rd."SHAKIN'さらに同年4th."HANKY PANKYと立て続けにアルバムをリリースします。そして、'82年、石井聰互監督の映画「爆裂都市 BURST CITY」にメンバーの陣内と鶴川、THE ROOSTERSの大江慎也、池畑潤二と、バトルロッカーズのメンバーとして出演。そのサントラにも、バトルロッカーズ、ロッカーズのナンバーが収録されてます。
その後、メンバーの不仲や、売り上げの不振によって、1982年6月に解散。解散後、陣内孝則は本格的に俳優に転向。しかし、'89年にはオリジナルメンバーで再結成し、日比谷野外音楽堂でのイベントに出演。さらに'90年から一年間ほど、穴井と鶴川を除いたメンバーで再結成がなされ、LIVEなども行っていました。'03年には、陣内孝則の自伝をベースに、自ら監督を務め、バイク事故で故人となってしまった谷氏とのエピソードを中心に、若手の俳優たちが、ロッカーズを再現していましたが、やっぱ頭イカれてそうで、キレっキレの当時のロッカーズの雰囲気を考えると、少し弱い感じだったのか、それとも当時の雰囲気の問題か。でも浅見光彦の人はすごくよく似てましたね。

で、この"WHO TH eROCKERS"。成田にある観福寺という寺の本堂に機材を持ち込み、所要時間は3時間、全て1発録りでのレコーディングという、頭のイカれっぷり。もう、パンクこの上なしです。私はこのエピソードのせいで、自分がバンドやってる時も、いかに短いレコーディンク゛をカマすことができるかとか、自分とロッカーズと闘ってましたが、3時間で14曲は、さすがに無理で、私の最高記録は、10曲4時間程度が関の山でした。大体、お寺どころか、公民館すら借りれませんでした。ぬるいです。やはり、凡人の私では、ロッカーズの高見に登ることは、到底かなわぬ夢物語だったのでしょう。笑ってもらっていいです。私はロッカーズに比べると、チンカス野郎の、ハナタレパンクスです。頭のイカれっぷりが足りませんでした。本当にすみませんでした。これからもおこがましくも、高速を語りますけど、それだけは許してください。おっと、とり乱してしまいました。ぐるりんぱ。久々にすげぇ脱線してしまいました。
いや、もう、オープニングを飾る"Hey DJ!"とか、"ショック・ゲーム"とかの、桁外れの高速感の曲とか好きすぎる感じです。いつ聴いても、血沸き肉踊る、激速ロックン・ロールです。その一発録りの曲群は、今聴くと、耳のこえた若者たちには、いささかショボく聞こえるのかもしれませんが、私にとっては、当時のTH eROCKERSの持っていた、ライブ感や、ドライヴ感、溢れるエネルギーといった、地獄に堕ちた野郎ども的な破壊力や、電撃バップ的爆発力を持って、脳天を揺さぶられ、聴覚をえぐってくれたものでした。なにせ、当時のパンクの雰囲気といったものを、日本風に身近な部分で感じ取ることができた、衝撃の感覚でした。当然のように、ロッカーズの楽曲が、オリジナル・パンク・モチーフといったイメージの曲が多かったせいもあるでしょう。"ムーンナイト・ラブ"とか、サムシング・エルスを丸パクリ、いや、失礼、インスパイアしているのがありありと感じられたりだとか、その潔さもパンクこの上なしです。

その昔ポーラ愛の劇場かなんかに、見たことのあるソリッドな顔立ちの俳優さんを見つけたときには、ひっくりかえってしまいましたが、このアルバムにも鎮座まします、真っ赤なスーツに身を包み、リーゼントで、目が血走ってる当時の陣内孝則のカッコよさは異常です。で、ロッカーズのLIVEのカッコよさとかも異常です。もう異常なほどメーターを振り切ったカッコよさが、そこに存在しています。
しかし、まぁ、曲から、やることなすことまで、何から何まで、当時最速の超高速フリークです。素晴らしいです、Awesomeです。ガチ狂いです。私は今も色んな意味で彼らを見習ってます。世間的には、大きく間違っているのはわかっているが、TH eROCKERSこそが私の教科書です。

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