High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
THE JAM -IN THE CITY-
In the CityIn the City

The Jam

ロンドンに一大パンクムーブメントが吹き荒れる1977、多くのパンクバンドとほぼ時を同じくして、THE JAMもイギリスのパンクシーンに登場しました。DAMNED、CLASH、PISTOLSを3大パンクバンドとし、それにSTRANGLERSと、このTHE JAMを加え、オリジナルパンクシーンの5大パンクバンドと称するのも、オリジナルパンクを語る上で、ポピュラーな認識であると思います。

Vo. & G.でフロントマンである、ポール・ウェラーは当時弱冠18歳。幼さの残る甘いルックスと、か細いと表現してもいいほどの体躯に、デカいリッケンバッカーを抱え、激しいカッティングとともに、シャウトする様は、当時の、彼らのLIVEや、PVにも、美ささえ携え、焼き付けられています。また、ブルース・フォクストン(B.)と、リック・バックラー(Dr.)のリズム隊による、タイトな演奏と、エネルギッシュなステージングも、そのトリオバンドとしての魅力と醍醐味を、余すところなく表現しています。黒の細身のモッズスーツに身を包み、スタイリッシュなのに泥臭い、彼らの姿を、私はいつ見ても、「美しい」と表現するのが、最も適していると思っています。

THE JAMは1977年、シングル"In The City"でデビュー。当時の若者を歌ったこの歌は、同世代の若者の共感を得て、全英チャートの40位に入り、以後、彼らのリリースするシングルは、その18曲全てが、全英チャート40位以内に入る快挙を成し遂げ、ついには中期の名曲、"Going Underground"で、チャートの1位にまで上りつめる、ビッグバンドへと成長していきます。そして、1982年、まだ、人気も支持も絶頂の中、THE JAMは、その活動に幕を下ろします。その後ポール・ウェラーはTHE STYLE COUNCILを結成。ポップスのキャリアを重ねていきます。余談ですが、ジャズやソウル、R&Bまで取り込んだ、初期スタカンを、ここでとりあげることは決してないでしょうが、意外にも私は結構好きだったりします。

パンクシーン只中に生まれ、モッズリバイバルを喚起し、ポップの頂点に上り詰め、散っていったTHE JAM。そんな彼らの1stアルバム"IN THE CITY"は、一曲目のスピードチューン"Art School "から、ラスト"Bricks and Mortar "まで、若き日のポール・ウェラーが、時に甘く、時に激しく、わずか30分強で駆け抜けます。何もしないで、年老いていく大人たちを、置き去りにし、後ろを振り返ることなく。
そして、また今、改めてこのアルバムを聴くと、そんな大人になった自分を痛感し、少しさびしい気持ちになります。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。