High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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LEATHERFACE -MASH-
MushMush

Leatherface


LEATHERFACEは、SNUFFと双璧をなすといっても過言ではない、UKメロディックの初期の代表格ともいえるバンドです。当時も、SNUFFともよく引き合いに出され、日本でも、その人気を二分していました。ストレートなストロング・スタイルといった、男臭くストイックな、しかしメロディアスな、彼らのサウンドは、今も多くのファンとフォロワーがいるようで、つい最近も、世界各国の若手による、2枚組のトリビュート・アルバムがリリースされ、また日本でも、長くUKメロディックをサポートしている、Snuffy Smileから、日本のバンドによる、トリビュートもリリースされています。また、メンバーが、在籍していた、H.D.Q.もつい先頃、その作品がリイシューされるなど、昨今、再評価の気運も高まっているようです。

当時の日本盤のリリースも、SNUFFと同じく、テイチクレコードで、その彼らのサウンドを、HUSKER DU meets MOTORHEADと評していましたが、SNUFF聴いてて、HUSKER DU知ってて、MOTORHEADも好きって、そんなロックファンが、どこにいるのだろうと、よく思ったものでした。まぁ、それはともかく、MOTORHEADは、そのダミ声からでしょうが、確かにHUSKER DUは音の質感とか、良く似ている感じではあります。しかし、現在もそうですけど、LEATHERFACEの出す音は、やはり何々的といった、形容のしづらい音ではあります。曲調もそうですが、全体的に、非常に個性的な音と感じるのは、私だけでしょうか?しかし、当時の彼らの音は、やはりパンクを理解している上、それを近代的に、非常に硬質なサウンドに変換しているといった、実に巧いバンドという印象でした。SNUFFとは別の意味で、またこのLEATHERFACEも突出していたのだなと、改めて感心します。

LEATHERFACEは、'89年、マンチェスターで結成され、初期はH.D.Q.も並行して活動していました。同年、1st.アルバム"Cherry Knowl"をリリース。このアルバムは、彼らの作品中、最もスピード感を持った曲の多い作品です。そして、"Beer Pig"という7インチをリリースした、翌'90年"Razorblades And Aspirin"'7EP、続いて、2nd.アルバム"Fill Your Boots"、ミニアルバム"Smoky Joe"と立て続けにリリース。テイチク国内盤は、"Fill Your Boots"と、"Smoky Joe"の2in1でした。そして、'91年、今回取り上げた、3rd.アルバム"Mash"をリリースします。テイチク国内盤で、前作と同時に聴いた当時の私は、圧倒的に完成度の高い、この"Mash"が非常に気に入り、それは今も変わらず、この"Mash"が、LEATHERFACEの作品の中でも、最も好きなアルバムです。

この"Mash"における、聴いたことがあるようで無い、ストロングスタイルの楽曲の数々。ダミ声なのに、メロディアスに、歌い上げるフランキーのボーカル。その硬派なサウンドは、ストイックなまでに、乾いているはずなのに、そのダミ声と相反する、メロディアスなアルペジオが、ウェット感を被せて、一筋縄ではいかない、彼らのオリジナルのサウンドを作り上げています。そして、ハードコアでもなく、SNUFFとも違った疾走感を、LETHERFACEは展開しています。そこには、近代メロディック・ハードコアが、昨今、稀にしか持ち得ていない、オリジナル・パンクのカッコよさのような、本来のパンクロックの醍醐味が、充分に感じ取れます。
カッコいいバンドは、掴みが肝心で、1曲目の"I Want The Moon"で、すでに目眩がしそうです。どこかの若い方たちも、ぜひ見習ってほしいものです。そして、その曲調といい、テンポといい、起伏にとんだ楽曲の数々は、決して疾走感を損なわず、たたみかけてきます。で、国内盤のラスト、ボートラのポリスのカバーが、本当に素晴らし過ぎて死にます。現在、入手できるU.K.Importもテイチク仕様みたいなので、ボートラで付いてるみたいです。う~ん、素晴らしい!!今、改めて聴きなおしても、こんな音で、こんな曲で、こんなアルバムって無いなぁと、しみじみ思います。

このアルバム以降、さらにメロディアス路線に磨きがかかっていくのですが、それはスピード感や、疾走感を伴うものでありません。しかし、パンクやハードコアといったものに拘らず、UKメロディックという、カテゴライズで語るのであれば、LEATHERFACEは、今も極上で、その上、充分に個性的なサウンドを展開し続けていると言えます。最近、SNUFFのダンカンのソロ・プロジェクト、DUNCAN'S DIVASでも、フランキーが、ギターをプレイしていますが、イントロでフランキー先生とわかる音で、本当に個性的です。

LEATHERFACE Official http://www.leatherface.uk.com/
LEATHERFACE Japan http://www.shebarock.com/lfj/index.html


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