High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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GUNS'N'WANKERS
G'N'W

GUNS'N'WANKERSは、SNUFFのDuncanが、SNUFFを一時解散していた'93年~'94年に活動をしていました。彼らの残した音源は、"Pop"、"Hardcore"、"Metal"という3枚のEPと、"Fears And Oathing"というファンジンの付録の"Silly"というEP、の4枚のEPの音源が、存在すると思うのですが、GUNS'N'WANKERSは、その活動期間の短さと、音源の少なさにもかかわらず、初期SNUFFと同等と言ってもいいほど、高く評価できる、UKメロディックのバンドのひとつであると思っています。

その全てが、7インチアナログの彼らの音源は、"Pop"、"Hardcore"、"Metal"から、"Metal"の"Ever Green"という曲を除き、日本ではSnuffy Smileが、イギリスではRugger Bugerが、それぞれCDとしてリリースしていましたが、現在はかなり入手が困難らしく、FatWreckChordsの、"Metal"の3曲を除いた、最も収録曲の少ない、US盤"For Dancing And Listening"のみが、現在、輸入盤として入手可能です。"Metal"はシングルを掘る以外ないです。また、最も入手が困難であろう、"Silly"の2曲は、デジタル音源としては、やはり、Snuffy Smileが、コンピレーション"The Best Punk In England, Son"に、"Gilette"を収録、"Bing Bong"は、タイトル忘れてしまった上に、どうにも見当たらない、USのコンピに収録されていたと思うのですが、多分、デジタル、アナログとも、入手は困難を極めると思います。"Silly"はどうでもいいっちゃあ、いいのですが、"Gilette"はカッコいいのだけど、短いですし、"Bing Bong"は、まぁ、アレですし。ただ、正規の3枚のシングルのほうは、機会さえあれば、ぜひとも聴いてほしいと思います。特に名曲が揃い過ぎの"Pop"は必聴です。まぁ、そう言った意味では、"For Dancing And Listening"で我慢はできるかもしれません。まぁ、しかし、あそこまで変質的に初期音源を集めて、リリースしてるFATなのに、なぜ削っちゃってるのか、少し理解に苦しみますが。

Duncanは、このGUNS'N'WANKERSでは、ギター&ボーカルを担当しており、まぁ、その巧さ、メタリックさに舌を巻きます。本当になんでも人より巧くこなしてしまいます、この人は。そして、SNUFF節も顕在な、彼のボーカルによる、極上哀愁メロディーは、GUNS'N'WANKERSにおいても、炸裂し放題に、炸裂しています。
Duncanのギターは、実にSimonよりも、さらにメタリック・エッジが効いていて、そういった意味でも、良くGUNS'N'WANKERSは、SNUFFよりもメタルっぽいとの風評も、良く耳にしますが、音だけを語るならば、新しかったSNUFFの音を、さらに新しくしているともいえ、また、メロディアスな曲は、このGUNS'N'WANKERSも、この上無く、メロディアスであり、そういった意味で、捉え方を変えれば、明らかにSNUFFの延長線上に位置するサウンドと言え、既に幻となった、初期SNUFFの幻影を、Duncanが体現してみせたサウンドと、ロマンチストな夢想をしてみるのも一興かとは思います。しかし、GUNS'N'WANKERSは、それ単体においても、超極上のUKメロディック・バンドと、私は断言して憚りません。

ここでは、私が所有している、Snuffy Smile国内盤に付随して、お話を進めていきます。そのオープニングを飾る一曲目 "Nervous"("Hardcore"収録、以降、収録EPをHC、M、P、と記載します)は、そのメタリックな刻みで、高速感のある、フックの効いた、メロディック・ハ-ドコアナンバーです。と簡単に言っても、当時としては、ギターがザクザクだし、かなり驚かされました。続く"Skin deep"(P)では、ガッチリと、クールな哀愁で疾走。"Blah Blah Blah"(HC)はなぜ、"Hardcore"に収録されていたのか、よくわからない、ポップなメロディック・ナンバーです。そして、"668"(M)。グラインド丸出しです。SNUFFでも、それっぽい感じの曲はありますが、G'N'Wのほうが圧倒的にメタリック・グラインド・コアです。続き"Surprise"(HC)はまさに、ハードコアという感じですが、もう、音と速度が、最近のメロディック・ハードコアと差異がないです。。そしてポップナンバー"Raise Your Glass(P)"、"Reach"の楽曲を彷彿とさせる哀愁メロディーの"Sunstroke"(P)と、メロディアス・ナンバー連発です。で、思うのですが、GUNS'N'WANKERSのミディアムや、少しアップといった曲は、速度を落としても、かなり疾走感を感じさせます。そこら辺、私的には、とてもたまらなく魅力的に感じるのですが、Duncanのギターもそうですが、サウンド作りと、演奏が、他の二人も相当に巧いと思います。で、次はまたもグラインド・フックな"Incoming"(M)。そして、野太いベースから始まる、実にハードコアな雰囲気を携えながらも、ポップ感さえある、"Blows away"(HC)ときて、ラスト、メガ・メロディアス"Help"(P)で、ポップかつメロディアスに締めます。
EPをまとめている作品なのですが、このSnuffy Smile国内盤及び、Rugger Buger UK盤は、曲順も実にしっくりきますし、アルバムとしてもバランスが取れているので、実に聴きやすく、素晴らしい作品であると思っています。SNUFFが持っていたような、ある意味での緊迫感や、緊張感が、このGUNS'N'WANKERSでは、その音とは反対に、あまり感じられず、メンバーが楽しんでいる感の方が、圧倒的に大きいように感じられ、聴いているこちらも、楽しみながら聴けるといった、そういった意味で、SNUFFとは、別の魅力や醍醐味が感じられ、その完成度の高い、ポップさ、ロックさは、まさに超極上のUKメロディックです。

SNUFFがシーンからその姿を消していた時期、GUNS'N'WANKERSの前に、DuncanとSimonは、'92年にWat Ttlerとともに、URIN8というユニットで、"Bizarresque"EPをリリースしていますが、一時的な遊びのようで、そのEPをリリースしたのみの活動に終わります。この"Bizarresque"EPのA面は、モロにSNUFFといえるナンバーなので、機会があれば聴いてみてください。当時は楽に入手できたのですが、このEPもB面がかなりアレなので、G'N'Wの"Silly"同様、高額を支払ってまで、手に入れるのは、あまりオススメできませんね。
GUNS'N'WANKERSは、'04年頃に再結成の噂もあったようですが、ベーシストの病気などもあり、実際は、'94年以降、活動やリリースがありません。GUNS'N'WANKERSが再び結成され、この時代にどんな音を出してくるのか、興味深いことこの上なく、なにかの間違いでもいいので、ぜひ奇跡の復活を、気長に待ちたいところです。
この辺のお話を、さらに深く知りたい方は、SNUFFの日本ファンサイト、SNUFFLEや、UKメロディックに
造詣の深い、The Best Punk Rock In Englandなどのサイトを覗いてみることをオススメします。非常に興味深いお話が書かれています。


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