High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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SHAMES -JUST SEE WANT HAPPENS-


前作でもその圧倒的なセンスで、どこまでも洋楽な日本のメロディック・パンクを展開していたSHAMESの昨年リリースの2nd.デモ。一発録りでコレなのか。Awesomeです。楽曲のクォリティーといい、演奏のクォリティーといい、また、その方向性も完全に確立され、とても完成されたバンドのように思えます。

先に述べたような洋楽っぽさといったもの。それは昨今の数多の日本の若いバンドも同様に器用にそれをこなし、海外のメロディック・ハードコアなどの流行であるサウンドやアプローチといった部分を上手く取り入れるバンドが多くなったような気はしますが、それはここ最近の音楽しか見えない、ある種の偏りが見え隠れしており、それは日本のバンドに限らず、海外のバンドなどに於いても、モノマネといえば失礼かもしれませんが、応用力やアイデアの少なさからくる没個性的な部分や、時流にただ乗っかったような部分といったものが往々にして感じられ、その辺りに私はいつも消化不良とかを感じてしまい、最近のモノに心底のめり込めない部分もあるのですが、このSHAMESがそれらの多くと圧倒的に違い、抜きん出た存在だと感じるのは、その洋楽への造詣の深さと、その解釈と消化の仕方がとても優れているなと感じる部分、それが大きな要因なのだろうなと思うわけです。
まあ、なにせ、その幅広いアレンジ、メロの持って行き方、端々に突っ込みかぶせてくる巧みなギターのフレーズや、カッコいい決め打ちと、そのアンサンブルが様々なパンクのスタイルを彷彿とさせつつ、パンクの中における近代メタリック感といったような部分も、実にバランスよく配置され、至るところに絶妙ともいえるカッコよさが顔を覗かせてくれるバンドなのだなと。
この2nd.デモに於いても、日本人本来の侘び寂びといったものは当然内包しつつ、それを欧州っぽい哀愁に包み、冷たいのに熱く、問答無用のカッコよさのようなモノが全編に渡り展開され、クールに疾走しちゃったりしてますよ。
'90年代のメロディック・ハードコアなどの質感を携え、それはどこか懐かしさのようなものを感じさせつつも、そこに近代的なアプローチと、個々の嗜好の思いっきり入ったアプローチを加味することにより、個性とアイデアがたっぷりと詰まった、日本のメロディック・ハードコアの新しい分岐を想起させてくれるという。
彼らのフェイバリットのバンドを彷彿とさせてくれるのはもちろんのことですが、私的には、HDQのようなタフな疾走感だとか、SHADES APARTのスリリングさだとか、FARSIDEのエモカッコよさとか、FIELD DAYだとか、DOUGHBOYSだとか、POLLENだとか、およそ最近の人には何それ?とか言われそうな、自分が好きだった昔のバンドが頭をかけめぐったりするのですよね、彼らの今存在する2枚の音源を聴くと。

彼ら曰く、40になっても、50になっても、今と変わらぬスタンスで、今と変わらぬスタイルの音楽をプレイしていたいとのでした。それこそが本来のパンクの姿だし、パンクバンドとしての在り方だなと。そういう考えだからこそ、長いことカッコイイものが追求できるのだろうなと思います。
このデモは一発録りということもあり、確かにサウンドプロデュース的には、物足りない部分もあるかもしれませんし、本人たちも納得していないといったことがあるのかもしれませんが、だからこそ、キチンとしたレコーディングで、本人たちも納得のいく作品を作ってもらい、それを一人でも多くの人に聴いてもらいたいし、日本にはまだこんなバンドがいるんだってことを、もっともっと知ってもらいたいなとか勝手に思ってしまいました。とにかく山梨にもすげぇカッコいいバンドがいるぞって感じです。

SHAMES MySpace http://www.myspace.com/shamesrock

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