High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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THE REZILLOS -CAN'T STAND THE REZILLOS-
Can't Stand the Rezillos: The (Almost) Complete RezillosCan't Stand the Rezillos: The (Almost) Complete Rezillos

The Rezillos


THE REZILLOSは1976年、スコットランドで結成、1978年まで活動をしていたバンドで、あまりパンクの範疇でも、語られることは少なく、どちらかというと、イロモノ的な見方で捉えられるほうが多いといった、バンドな気がしますが、この'78年の1st."Can't Stand The Rezilos"では、実にポップで、実にメロディアスな曲をプレイし、今日のメロディック、ポップ・パンクといったシーンにも、通じる、ルーツ的なモノを感じ取れ、おそらく、ファン・パンクというカテゴライズであれば、その祖となるであろう一枚と思います。
そのサウンドも、ベースが、ラインを捻り回し、ブンブン唸っていたりと、実にクールなプレイは非常にパンクで、また男女のツインボーカルという、当時も今も、かなり珍しいバンド形態で、まさにポップかつ、パンクかつ、斬新なロックンロールでした。また、みんなで集まりバカ騒ぎ的な、雰囲気は、これぞファン・パンクといえる趣で、どこかアメリカ的な、陽気さや能天気さを感じるところなど、UKのパンク・バンドであるにもかかわらず、また、その時代からしても、かなりブッ飛んで、突出した存在だったと思います。ちなみに、このアルバムはニューヨークでレコーディングされたそうです。

私がREZILLOSを聴いたのは、オリジナル・パンクの様々なバンドをかなり聴いて、ハードコアさえも通過しようとしていた頃だったと記憶しており、そう思うと、かなり遅かったのではないかと思います。
今、タレントとして大活躍のユースケ・サンタマリアが、地元でパンク・バンドをやっていたというのは、彼自身、テレビなどで述べていますが、彼の故郷、大分は私の地元でもあります。また、彼は私の3、4つくらい下なので、当然、活動時期が被るため、ユースケの所属していた、THE NUTTIESというバンドとは、しょっちゅう、一緒にLIVEをしていました。また、THE NUTTIESのベーシストは、ウチのバンドのヘルプとかしてくれてた時期もあり、また、そのベースの子のお姉ちゃんが、私の中学の時の同級生だったり、、私が最初の会社を、ブチ切れて退社したとき、ユースケの弟がバイトで来てたりと、なにかと浅からぬ縁があったりします。まぁ、テッキンの時の話もそうですが、本当に大分は狭いです。その上、パンクバンドやってたりすると、さらに狭くなります。と、まぁ、話が横道に反れましたが、そのTHE NUTTIESが、REZILLOSのカバーをお得意のナンバーにしていました。特に当時、交流の深かった、年齢も一番近いベースの彼とは、音源のやり取りもよくしており、その彼の超オススメが、このREZILLOSでした。まぁ、ベーシストであれば、大好きなのはもっともだと思います。それこそ、少し敬遠してた感すらあるREZILLOSを、ちゃんと聴き、その音に納得やら、感心できたのは、THE NUTTIESのおかげです。THE NUTTIESは、こういったREZILLOSや、999、RACHEL SWEETなどのポップなサウンドを好み、バンド・サウンドをリズム隊の二人がコントロールし、そこにユースケの、今とほぼ変わらない、陽気で、ユニークなキャラクターを生かした、ステージングを展開して、それはまさに、ファン・パンクそのものといった感じでした。当時から、暗くて、湿って、高速な私のバンドがあっと言う間に、彼らに追い抜かれたのは言うまでもありません。
ともすれば、こういったポップな音を敬遠したままで、変に凝り固まった音楽性を持ったまま、年齢を重ねていたかもしれない私が、今では結構幅広く、寛容に、ある程度フレキシブルな耳を持てるようになったのも、けっこう、彼らのおかげなのかもしれません。と、ふと思い出したことを書いたりしてるウチに、REZILLOSじゃなくて、THE NUTTIESのレビューになってます。

そんな中、そうです、REZILLOSです。メンバーは「音楽なんて、真剣にやったことなんて一度もない」とか、言っていたそうですが、そのフザけた姿勢とビジュアルは、当時の彼らの音楽性とは反比例しており、"Can't Stand The Rezilos"における、メロディーもきちんとあり、ポップなロックンロール・パンクの数々は、当時的には新型ロックン・ロールといった趣で、実に素晴らしい限りです。今、もし何かの間違いで私がバンドをやるようなことがあれば、"Somebody's Gonna Get Their Head Kicked in Tonight"とか、絶対カバーしたいと思います、3倍速で。また、その他、男女のボーカルが交互に顔を出したり、その特殊な編成を生かした、キッチュで魅力的なナンバーが、多く収録されています。
現在入手可能な、"Can't Stand The Rezilos:The (Almost) Complete Rezillos"では、アルバム未収録のシングルや、UKのみで'79年にリリースされたライブアルバムの音源も収録された、かなりのUltimate仕様です。
そんな秘めたる高い音楽性と、ポップ(?)なキャラクターも手伝ってか、彼らは、見事にブレイクも果たし、アメリカにも進出し、ある程度の成功をおさめるのですが、その後、所属レコード会社のとモメたり、さらにはバンド内でもモメることが多かったようで、その後、バンド名もREVILLOSと変え、ルックスやイメージも、さらに宇宙までブッ飛んだかのごとくなり、姿を消していきます。

近代カテゴライズでは、パワー・ポップといった類に、当てはめられてもおかしくはないようですが、私的には、この"Can't Stand The Rezilos"そして、REZILLOS名義の彼らは、パンクの範疇で語りたい、ポップ・パンク、ファン・パンクの祖であると、思いたいものです。
ていうか、最近、私は少しセンチメンタルだなぁとか思ったりして、なんか昔のこととか思い出したりするのって、「俺って死ぬんじゃね?」とか、よからぬ事も予感せずにはいられない、40代は、もはや初老です。
それでは、死なないウチに次回から、ルーツ・オブ・USメロディックにでも、取りかかりましょうかにょ。

THE REZILLOS Official http://www.rezillos.com/
THE REZILLOS Myspace http://www.myspace.com/officialrezillos

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