High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
FROM THE TRACKS -EVERYTHING WE DID IN BETWEEN EVERYTHING ELSE-
DQC-705 160

いろいろとどうにか上向き加減になろうかって時に、海外モノを2連発とか。案の定、この2枚目で貯金どころか色んなもんまで食いつぶしやがったぜ。まあそりゃあ売れねぇぜ海外モノは。あんなデカイ流通会社でも、海外モンは月に2~3枚程度しかカタログに載ってないのも頷けるね、うん。
とか、Web上とはいえライナーと銘打ってるレーベルの解説にあるまじきクソ文句から入るのが実にウチらしいとは思うのですが、ま、文句たれてるわりにはあんま後悔とかしてないし。つか、かなりの痛手には違いないけど。ま、音のほうも当然カッコいいんだけど、つか色々とカッコいいから出すんであって、もうしょうがないのだと。後先考えないのはそれこそパンクの真骨頂で、そもそも一枚に35曲とか入ってるとかバカげてるし、実にHIGH-SPEED-FLOWER RECORDSらしいし、そゆの出すのがカッコいいとか思ってるから。
そんなこんなで、無理を承知の海外モノ国内盤。というか、相変わらず、国内盤と言ったところで、現時点で世界中でウチだけしか出してないシロモノだ。そういう意味でのCD的価値観に魅力を感じるの私は。日本人のみが手にとってニヤニヤできることに重きを置くという。つか、なんでもかんでもネットに放り投げるキモチわりい知ったふうな口ききやがる口の臭い偽善者外人の手になかなか行きとどかないように、諸外国にはなるべくぬるぅ~く流通。しかし日本人なら誰でも何処でも買えるさ。きっとあまりまくってるからな(笑)。

とまあ、いきなり矛先が明後日の方向を向いてたり、雲行きが怪しい話をしておりますが、ともあれ、このFROM THE TRACKSの2008年から2010年までのアルバム以外の、というかむしろ1st.アルバムはパワーアップして収録されているという、彼らの過去音源を網羅した全35曲、脳も溶けよと時に変態的にさえも突っ走る67分33秒。変態高速フリーク以外にはおそらくなんらその価値を見出すことさえ困難な、圧倒的ボリュームでかます本作、"EVERYTHING WE DID IN BETWEEN EVERYTHING ELSE"。直訳すると「我々が他の何もかもの間でした全て」。う~ん、まさにピッタリのタイトルだよね。

そんな本作。初っ端12曲は、殴り合いをして解散した(笑)、ENDS LIKE THISの終焉直後、ブチ切れたMikeがたった一人で好き放題録ったったぜ的な初期のデモ。こうして改めて聴くと、やっぱちょっと病んでたんじゃなかろうかとか失礼なことも思ってしまう、どこか難解変態寄りの高速ナンバーが並ぶ。最新作"THE GREATER DISTANCE"のすぐ後にこれ聴くと、おそらく聴きづらいのではないかと。だが慣れてくるとこの気色悪さが逆に心地よい。というか自分のために変な参考になる。ともかく、変拍子とか裏から入ったりすんのが好きなんだね、うん。個人的には"Nothing here is safe"の入口とかメロがグッときまくるのですが、こういう曲でもやっぱおかしなことしよるの。
で、続く13~26曲は、1st.DLアルバム"THIS MACHINE AND I"を、現メンバーによりリテイク。欧州でのみ物理的CDとして発売された、"THIS MACHINE AND EYE"。全体的に速度がさらにアップしてるんですよね。つか、元々速いのに。SEとかも足されてるね。つか、この人らのドラムというかMikeの叩いてたドラムもリズムマシーンのような感じですが、SICKTRICKのドラムもなんかそんな感じですよね。私はこのなんともいえん機械的な質感を持った演奏と、叙情メロとどこかぬめりのあるアンサンブルが相見えることによって、より一層このバンドの個性を強く感じるわけですな。この時期もどうノッていいのかわからんようなとこが方々にあるよね。
27~29曲は、2nd.アルバム"RECOVER"レコーディング時に、一緒に録られたデモ音源。"Drained"をはじめ、デモといえ、楽曲としての完成度が非常に高い、秀逸なナンバーが揃ってるのではないでしょうか。この時期は新体制でさらに進化を臨むといった彼らの過渡期ともいえる時期にあたるのかもしれません。
ラスト、30~35曲は、"THE GREATER DISTANCE"より少し前に録られたはずの2010年のデモ音源。ボートラ用とかに録ったものかな。"THE GREATER DISTANCE"のレコーディングの前に、最近の音源聴かせろって言ったら、彼等が5曲よこしてきた。ただ"No chicago"って曲だけはこのアルバムのリリースの話して、音源もらってから初めて聴かされたという。何故だ。ま、いっか。で、音質とかサウンドプロデュースは少し引っこんでてアレなんですけどもね。

とまあ、そういった感じで、彼らの変遷を余すところなく垣間見れるという、出し惜しみなど一切無しの全スタジオ音源。彼等らしいと言えば、実に彼等らしい、というか、Mikeらしい。で、ウチのリリースらしいっちゃあ、とてもウチのリリースらしい高速に特化した一枚です。
そんなFROM THE TRACKSは、"THE GREATER DISTANCE"リリース後、欧州ツアーを終え、現在は12月にウチからリリースする、NOT SO YOUNGとemitとのsplitに向け、楽曲を制作中という。まあ、休まんね。
このFROM THE TRACKSにおけるMikeのこれまでの手法やスタンスというのは個人的には実に興味深いもので、たとえそれがたった一人になったとしても、その多角的な方向性をその時々の可能な限りの手法で作品として構築していくという方法論は、とても参考になるわけで、おじさんがいい歳こいてまたバンドなんか始めちゃったのもコイツのあくなきパンクへの探究心や果てしない可能性とか見せられちゃったせいかもしれんなとか思う今日この頃。

2011.6.6. HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS Ku-ge

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
まいど!
届きました!
1stのリテイク、かなり良いです。好きです。ノれます。
2ndと3rdは音の悪さで本来の良さを捨ててる感が…と改めて思いました。

売れてないんですか?
好きなんですけどねえぇ…
2011/06/06(月) 23:27:41 | URL | ぴ #-[ 編集]
>ぴさん
いつもありがとうございます。
音質は好みもありますよね^^;
はっきり言って売れては無いですよ、そりゃあもう死にそうなくらいに(笑)
2011/06/07(火) 08:57:51 | URL | Ku-ge #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
届きました~。 1stアルバム+デモ音源等の詰め合わせです! これにてFROM THE TRACKSコンプリート! 血液型A型としては嬉しい限り。 何故か、2nd,3rdより1stのリテイクの方が音がよい。 嬉しいのか嬉しく無いのか。 それはともかく、音質って重要だなぁ。 高速のバスドラが
2011/06/06(月) 23:48:13) | 魚心あれば水心
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。