High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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BAD RELIGION -AGAINST THE GRAIN-
Against the GrainAgainst the Grain

Bad Religion


1980年、ロサンゼルスで結成されたBAD RELIGION。今だ現役として、第一線で活動を続ける彼らは、まさにキング・オブ・哀愁といった、呼び声も相応しい、哀愁を帯びたメロディーと、シンプルで疾走感のあるナンバーの数々で、USメロディック・ハードコアの先駆として、後のメロディック・ハードコアのバンドに多大な影響を与え、USメロディックのルーツを語る上でも、また、現在の世界のメロディック・ハードコアを語る上においても、欠かすことはできない大きな存在です。

BAD RELIGIONのサウンドは、前述したように、哀愁を帯びたメロディアスな楽曲を、疾走感溢れるプレイで聴かせるといった、まさにメロディック・ハードコアと呼ぶに相応しいものが多く、また、多彩に被せられるコーラス・ワークも彼らの特徴的な部分であり、彼らは、その初期より、アメリカにおいて、そういったスタイルを確立したといってもいいほど、メロディック・ハードコアという言葉が生まれる前から、メロディック・ハードコアという形容の似合う存在でした。2nd.やメジャー時代など、一部の間、実験的な試みを、そのサウンドに導入しますが、近作では、また初期から中期を思わせる、高速メロディアス・チューンを多く含むなど、長いキャリアを経ても、不変のスタイルと言ったものが見られ、ファンとしては嬉しいかぎりです。また、戦争や世界情勢、宗教などを歌う、UCLAで生物学の講師をしているという、ボーカル、Greg Graffinのインテリジェンスな歌詞は、アメリカ人が読んでも難解だと言われているそうで、そういった部分も、ある意味では特徴的な部分かもしれません。

'81年、デビューEP"Bad Religion"をリリースした彼らは、その自らのレコードをリリースするため、ギターのBrett Gurewitzが中心となり、今や、インディーとは思えないほどの巨大なレーベルへと成長した、Epitaph Recordsを立ち上げ、以降、'94年から'00年の期間のアトランティックとのメジャー契約時以外の、自らの作品を、このEpitaphからリリースします。またEpitaphは、他にも多くのパンクバンドのリリースも手がけ、レーベルの巨大化の要因でもある、大ヒットを飛ばしたOFFSPRINGや、NOFX、PENNYWISE、ALL、といった、それ単体でも充分にブランドといえる、一流のメロディック系のパンクバンドのリリースも、多く手がけています。余談ですが、その初期は素晴らしいリリースの数々と呼べる感もありましたが、まぁ、しかし、近年のリリースはバンドといい、音といい、非常に微妙ですよね。個人的見解ですが。
さておき、'82年に1st.アルバム"How Could Hell Be Any Worse?"をリリース。現在に比べ、かなりハードコア然としているサウンドながら、この時期から既に、メロディアスな面は各所に見られ、彼らの方向性などはある程度固まっているかに思うのですが、続く'83年の"Into The Unknown"で自らが廃盤にしてしまうほどの思いっきり、変な方向転換を図ってしまいます。メンバー自身が、クソだとおっしゃってるので、敢えて聴く必要など全くないと思われるので、スルーしましょう。
'88年にリリースされた"Suffer"で、彼らの本来のスタイルといった、メロディック・ハードコアと呼ぶべきスタイルが確立されます。前作での迷走がなかったかのように、このアルバムでの彼らはパンクです。'89年の次作"No Control"でも、そのスタイルは変わらず、高速で、シンプルで、メロディアスに飛ばします。そして、'90年のこの"Against The Grain"で、その高速、シンプル、メロディアスの三拍子がそろった、BAD RELIGIONサウンドの初期から中期の到達点を迎えます。それまでの少し感じたドロ臭さや、モタつきが薄れ、さらに磨きのかかったハーモニーと、カッコいい"Modern Man"を筆頭とする、2分弱のナンバーが、軽快に次から次に繰り出される、まさにメロディック・ハードコア金太郎飴といった、新世代RAMONESっぷりです。"21st Century Digital Boy"のような落としたナンバーもありますが、初期の"Along The Way"のように、スローでも、そこはかとなくパンクの香りが漂うので、気にはなりません。また、パンク/ハードコア感が減退することなく、ある種のポップさといった臭いがするのも、このアルバムの特徴かもしれません。2ビート超高速メタリックといった、音を望むなら、BAD RELIGIONは物足りなく感じるかもしれませんが、味のある高速感や、パンクの性急さといった、ある意味、昔堅気のパンク気質といったものが感じられるのも、BAD RELIGIONの大きな魅力です。

次作、'92年の"Generator"では、そのスタイルをさらに進化させたナンバーや、複雑なリズム展開、また、一曲が長くなり、これまで以上にフックを効かせた、多様性も見せ、翌年の"Recipe For Hate"では、それをさらに推し進め、より哀愁でメロディアスな部分を前面に押し出し、忙しなく繰り出すリズムだけでなく、メロディーを中心に落ち着いて曲を聴かせる、流れのようなものを感じさせてくれます。実を言うと私は"Recipe For Hate"が一番好きなアルバムだったりするのですが、またいつか書くこともあるでしょう。
そして、Epitaphを離れ、メジャー、アトランティックからリリースされた'94年の"Stranger Than Fiction"、このアルバムを最後に、Brett Gurewitzもバンドを離れ、'96年"The Gray Race"、'98年"No Substance"、'00年"The New America"とアルバムもリリースされますが、ここら辺、持っててもあんま聴いてねぇし、なんかどうでもいいし、長くなったのでスルーです(笑)
そして、Brettが帰ってくるとともに、Epitaphに復帰した、'02年"The Process of Belief"で、原点回帰ともいえる往年の、速く、カッコいい、BAD RELIGIONが戻ってきます。そして、もっとも最近の作品、'04年の"The Empire Strikes First"でも、そのスタイルは前作と変わらず、パンクスたちの、その期待が裏切られることなく、次の作品の登場を待つばかりです。

ちなみに私の携帯のメール着信音は、"Modern Man"なのですが、携帯でメールとか、女子供のすることだとか思ってる上に、友達が少ないので、ほとんど聞くことがありません。あんまり鳴らないもんだから、たまに携帯電話会社のメールが届いて、"Modern Man"が流れると、ビクッ!!とします。この前はコーヒーをこぼしました。

BAD RELIGION MySpace http://www.myspace.com/badreligion
Epitaph Records http://www.epitaph.com/

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