High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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NOISE CASPER -ACTOR IN A LOVE SCENE-
nc aials 160


レーベルを一度離れまた戻ってくるという、お互いに何一つの得にもならない珍事をやらかしながら、たいへんお待たせしました的な一年と10ヵ月ぶりのNOISE CASPERの2nd.となるフルアルバム。
それにしてもウチのレーベルのくせにちょこっと女の子とかにも人気あったりすんのな。どうしてだろ?ゆうたとか変態なのに。でもって決しておシャレな音ってわけでもないのにね。
そう、そのサウンドはこのご時世、そりゃうもうまったくおシャレとは縁遠い、ドス暗いメロディーで、もう全編にわたり、ドカスカバカスカとカチ飛ばしにカチ飛ばすという、まさにこのクソレーベルの徹頭徹尾高速哀愁ってなコンセプトを体現するサウンドなわけですね、相変わらず。

ま、一回辞めて戻ってきたこととかに関しては、ウチを取り巻く人々には諸説あるんではないかと思うんですが、私的にはまあ別に出したいっていうんなら、キチっと仕事さえしてくれりゃあ、出すだけでね。つか、こいつらホント仕事は早いんだよね。で、グダグダつまんねぇこととかも言わないし、いろいろと即決だし。で、もうけっこう付き合いも長いから私の本性とかもわかってるしね。仕事としてはこちらはすごくやりやすいんですよね。
で、これ出来上がったら、すぐにもう次のアルバムのこととか言ってたり、曲作りに入ってんの。最近はそういうバカなバンドも見かけないよね。特に日本のバンドでは。でも、そういうバカげたアクティブさやアホほどアグレッシヴなとこがとても気に入ってるとこなんだな。
まだアルバム作ってる最中とか、それも発売もしてないのに、もう次のアルバムのこと考えてたりすんのは、それこそ自分ちのバカバンドと、このNOISE CASPERくらい。ま、そういう意味でも、ウチがやるべきバンドだし、ウチの真骨頂のバンドだと思ってます。

"ACTOR IN A LOVE SCENE"ってなんのこっちゃとか思ってる人もいるかもしれないんですが、ちなみにこのアルバムのタイトルについて本人たち曰く、ラブシーンを演じる俳優ってのは二枚目と相場が決まってるわけで、二枚目だからこのタイトルというわけだと。まあ、上手いこと言ってんのか、整ってんだかはよくわかりませんが、まあそういう意味合いでこのタイトルにしたようです。ちなみに俺はただ「ふ~ん」って言いました。

前作、"NOD OUT IN ZEST"では、本人たちの言うところのNAFT的な影響とか、そういう方向性もアリアリだったと思うんですが、NOISE CASPERにはそれこそ彼らにしかないもっと独自の無国籍さとか、爆発力とか瞬発力ってのもあると思うのね。そういう意味でも、今作はそんな彼ら独自のカラーがより一層際立った作品になってるのではないかと。つまり、より色濃くNOISE CASPERってバンドはこうだよみたいな。決してNAFTのフォロワーとしての必要性しか感じられないバンドではなく、NOISE CASPERがこの路線を先んじていくといった、哀愁爆走系メロディック・ハードコアといったものを、自ら拓いていこうとする個性の主張といったものも確立しようという意欲も見せてくれている、前作をパワーアップさせた作品に仕上がっているのではないかと思っています。
全編を支配するその哀愁を携えたメロディーにはより一層磨きがかかり、また演奏面でも、近代的なメタリックな要素もより消化できた感もあり、以前のベタベタ感みたいなのも減退し、それによりソリッドな印象さえ受けるのではないかと思います。
アルペジオのようなリフの挿入とかも、彼等の楽曲にはとてもしっくりくると思うので、そういうのも効果的に使ってきたりとか、展開的にもちょっと大人の趣みたいなのを表現する術を身につけてたりして、彼等もやっぱ成長してんだなとか感じさせてくれてるのには、少しニヤリとさせられたりします。
メロディー運び、コーラスワーク、アンサンブル、演奏と、その整合感がより一層増して、前作から聴いていただいてる皆さんにも、その様々な成長を感じていただけるのではないでしょうか。
あ、それと一曲目が前作のアルバムのタイトルだってとこ、そこはなかなかおシャレなんじゃないかとは思ってます。

流行っているようで、全く流行ってなどいなかったり、確立されているようでいて、全く確立されてなかったり、その音楽的な幅ってヤツも結構浅かったりと、メロコアっていうキーワードは、もはや本来のパンクとはどんどん別の道を歩み始めているようで、その必要性や訴求性といったものも、ますます希薄になっているなと身に沁みて感じる今日この頃ですが、それでもまだまだカッコいいメロコアってヤツを模索したい気持ちがあるし、日本独自の哀愁とかってのもやっぱ感じさせてほしいんだよねってもあるんですよね。
そういう意味でも、「明るくないメロコアをやろう」というコンセプトの元に始まった、このNOISE CASPERに何かを求めて肩入れしたくなるっていうのがあるんです。

2011.10.4 HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS Ku-ge


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