High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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SHADES APART -SAVE IT-
SHADES APART save it

SHADES APART、その後もダラダラと聴いていたら、やはりあまりにカッコいいので、2連発でこのアルバムも。前作"Neon"は、やっぱEP扱いみたいなので、2nd.Full-lengthということになるのでしょう、この"Save It"です。このアルバムが2nd.ってことになると、"Neon"では激しく失速してましたが、アルバム的には、1st.アルバムの延長線上、または発展形といった感じなので、そんなに音楽性は変わっていないことになりますね。う~ん、本当に説明しにくいバンドであることだなぁ。

初期のSICK OF IT ALLのリリースとか、FARSIDE、IGNITE、SHELTER、TEXAS IS THE REASONといった、ある意味、玄人受けしそうなバンドを多く擁し、そういえばDAG NASTYも一枚出してます、とまぁ、ストレイト・エッジからエモいのまで、幅広いリリースを行っていたREVELATIONにレーベルを移しての、リリースですが、レーベル・カラー的には、もうドンピシャな感じですね。で、プロデュースと機械いじりは、ALL/DESCENDENTSのBill StevensonとStephen Egertonです。SHADES APARTのことをBillはかなり気に入っていたらしく、そういう経緯もあったのかもしれませんが、次作"Seeing Things"も彼らがプロデュースしています。
ALL/DESCENDENTSのコンビがいじると、たまにすごくモッサリした、ダメ臭が少し漂うのだけど、曲だけは良いといったようなバンドが、大化けしたりすることなどがあるのですが、SHADES APART自体はもともと、クォリティーの高いバンドなので、彼らの本質的部分は、なんら変わることなく、また彼らの味を殺すことなく、好き放題やってる上で、クリアに、スッキリとした感じに仕上げていると思うので、サウンド面では非常に成功していると思います。ただ、その好き放題やってる、彼らの本質的な部分というのが、曲者だと思うので、それを生かしちゃったりすると、やはり通り一遍のポップ・パンクや、メロディック・ハードコアといった、作品に仕上がっておらず、相当にメロディアスにも関わらず、また、ある意味ポップ・メーカーだったりする人がいじっているにも関わらず、ポップだったり、キャッチーだったりする部分はあまり見られないのが、このバンドのすごいところだなとか思ってしまいます。音自体スッキリしている分、神経を逆撫でするようなアレンジや、リフといったものが、より鮮明に出てきて、それ自体が昨日お話したような、逼迫観、切迫感といった、このバンドの独特の緊張感を際立てていて、その感覚は1st.に匹敵するほどです。ただ、1st.の場合は、真っ暗闇ですが、この2nd.の場合は、真昼間の天気雨といった趣で、まぁ、四六時中、緊迫しながら高速で逃げ回っているわけですね。

1曲目からいきなり、メロディアス神経逆撫でアレンジ&リフで逃亡を開始します。続く2曲目も所々に緊迫金属カッティングを入れたりと、独特の疾走感で飛ばして行きます。また、3曲目では待ってましたの、近代高速ハードコア・アプローチで、逃げ足を速めます。もう、完全に1st.のような、脅迫逃走感が復活しています。以降も、時に神経を逆撫でするようなのを随所にはさみながら、痙攣して、疾走するアップ・テンポを繰り返し、イリーガル・アプローチな、メロディック・ハードコア/パンクで突き進みます。9曲目なんかは素直にカッコいいリフ入れてきたりするのに、リズムの変換で緊迫感を煽ってみたりするので、やはり、その独特のアレンジと、曲調は聴く人を選ぶかもしれません。とは言いつつも、シングル曲でもある、11曲目のGIGANTERもカバーしていた、GLORIA JONESの"Tainted Love"のカバーは、原曲自体、哀愁のメロディーなのですが、彼らの料理で、さらに哀愁ハード・パンク・ナンバーといった、非常にカッコいい仕上がりを見せており、パンク好きなら、誰もがヤラれそうな、ポピュラリティーも見せたりするので、その辺のセンスもこのバンドの侮れない部分だったりします。
アルバムのクレジットは11曲になってますが、実際は、さらに"Wasted Life"と"We Are The One"の2曲が、入っており、特にSTIFF LITTLE FINGERSのカバー"Wasted Life"の、ハードコア・アプローチは、全パンクス必聴のカッコよさです。

それにしても、やはりこのSHADES APARTも、何々みたいなバンドといった形容が難しい、個性的なバンドなのだなと改めて認識しました。メロディック・ハードコア的にだとか、パンク的には、きっとイリーガルな存在なのかもしれませんが、私的には、本当にど真ん中のストライクなバンドだったりするんですけどね。

SHADES APART "Tainted Love" http://jp.youtube.com/watch?v=nsVesOYCe_A
GLORIA JONES "Tainted Love" http://jp.youtube.com/watch?v=NSehtaY6k1U&feature=related

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