High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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MILLENCOLIN -TINY TUNES-


何の前触れもなく、突如はじめるSWEDENの旅。とりあえず、なんだか長くなるかもしれませんが、高速メロディック・ファンには、圧倒的に人気の高いバンドも多い、'90年代のSWEDENのバンドについて、メジャー、マイナー、新旧織り交ぜつつ、語りたいなとかとか思っています。まずは、このMILLENCOLINから。
今でこそSWEDENと言えば、ADHESIVEとか、VENEREAとかもキちゃってるみたいですが、私なんかの世代では、SWEDEN高速御三家といえば、先にここでもご紹介した、NO FUN AT ALL、SATANIC SURFERSと、このMILLENCOLINだったりします。現在、NO FUN AT ALLはまぁ、アレだし、SATANIC SURFERSは解散しちゃってるわけですが、このMILLENCOLINは健在で、つい先頃も、ニューアルバム "Machine 15"をリリースしたばかりだし、まぁ、結構なメジャーなバンドになってしまってます。もっとも、その高速感は、初期とは全くと言ってよいほど、変わってしまっているのが少し残念ですが、初期からポップ性といったものは、多分に持っているバンドだったと思うので、そういう音楽性の変遷も理解はできるような気がします。

MILLENCOLINは1992年に、CHARLES HÅRFAGER、SEIGMENN、KUNG PUNGという、3つのバンドで活動していたメンバーを中心に結成され、同年に"Goofy"というデモ・テープを制作。翌'93年に"Melack"というデモ・テープを制作します。デモ・テープや、キャリア以前の3バンドの音源は、彼らの旧サイトで数曲聴くことができます。また、"Melack"は"Signed For Life" という、NO FUN AT ALLなどのBURNING HEARTのバンドが、同レーベルと契約する以前の音源を集めたコンピレーションで、CD化もされましたが、Ppeacemakerという、そのアルバム以外、私も持っていないようなレーベルなので、現在は入手ができるか分かりません。なんだか貧相といってもいいようなジャケだったりするので、中古レコード店とかのワゴンなんかに入ってる感じはします。
そして、バンドはBURNING HEARTと契約し、CDEP"Use Your Nose"をリリース。デモに収録されている曲も、数曲リテイクされています。この頃はまだ、サウンド・プロデュースも、少しモッサリした感じはしますが、この頃から既に、後のブレイクを予感させる、高速からスカ・テイストな曲まで、曲自体は随分とポップで、洗練された感じがします。続く'94年のCDEP"Skauch"では、色んな面で少し洗練されたといったサウンドで、DESCENDENTSのカバーなどもプレイしています。そして、"Skauch"から数ヶ月の後、この1st.full-length"Tiny Tunes"をリリースします。
この、"Tiny Tunes"は、米国などでもEPITAPHを通じて流通され、現在の彼らの世界進出の足がかりにもなった作品ですが、タイトルとジャケが"LOONY TUNES"に似てるとかなんとか、ワーナーが難癖をつけてきたため、アート・ワークが、初版の裏ジャケのバナナピストルを表にして、タイトルを変更することを余儀なくされました。なので、現在のタイトルは"Same Old Tunes"です。一応、私の所有しているものは、画像のオリジナル・ジャケのBURNING HEART盤で12曲入りのものですが、ビクター国内盤には、 "Use Your Nose"も収録されていると思います、多分。でも、なんかジャケはバナナピストルのほうがイカすなぁ、か思ったりもします。なぜかDICKIESを思い出すオジサン。
とまぁ、少し余計なケチのついちゃった1st.アルバムになってしまいましたが、作品的にはケチをつけることができない、'90s SWEDEN Melodic Hardcoreの良作にして、泣きの傑作です。
この作品では、サウンド・プロデュースなども格段に進歩を見せ、ある種アメリカ・ナイズされているといってもいい、彼らの作風は、NO FUN AT ALLとはまた違った意味での洗練を感じさせ、この時点で既にMelodic Hardcoreの世界の土俵に登れるといった、音楽性やアプローチに、当時のSWEDENのバンドでも頭一つリードしているという、センスを感じさせてくれます。ボーカルだけはモッサリしてると思いますが、そこが味でしょうか。オープニングの"Mr.Clean"のような、哀愁炸裂の高速ナンバーが多く含まれ、彼らの泣きメロ高速ナンバーは、非常にカッコ良いモノが多いです。3曲目の"Disney Time"は"Hardcore For The Masses Vol.2"で、この曲の別バージョンを聴いたのが、MILLENCOLINとの初めての出会いですが、ドラマチックで意表を突く展開、THE JAMを彷彿とさせるカッコいいギター・リフでフックをかける、このナンバー、このバンドに、ものすごく新しく斬新な印象を受けました。また高速ナンバーと同様に、スカ・アプローチのナンバーも、楽曲的にも、かなり本格的にスカを消化しているといった感じで、そういった意味でも、アプローチ全てが当時のSWEDENでも、NO FUN AT ALLと同様に、世界基準を満たしているバンドであると思います。   

なんだかMILLENCOLINの、この頃のヤツは今聴くとホント良いですね。やはり'90年代のSWEDENのバンドには、昨今の高速系に無い、独特の味わいというものがありますね。どんなに洗練されようが、アメリカナイズされようが、当然の如く、このMILLENCOLINにも、その味わいといったものを感じます。
なんかいいので、明日もやっちゃうか、MILLENCOLIN。とそんな感じで、SWEDENの旅は、紹介するバンドの高速具合に反して、のんびり、そして、ガッツリと、各駅停車でやっていきます。出発進行!!

MILLENCOLIN Official http://www.millencolin.com/
MILLENCOLIN MySpace http://www.myspace.com/millencolin

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コメント
この記事へのコメント
Swedenの旅一発目Millencolin最高です!

読んでいて、今日寝る前に聴かなければっていうくらいテンション上がりました。笑

2008/07/03(木) 00:40:56 | URL | Nikola #BSTjsjzg[ 編集]
ありがとうございます。
私も最近、テンション下降気味だったので、この辺で一発SWEDENかなと思い、いきなり始めました。
私も少し気分が持ち直した感じです。テンション上げて頑張ります!
2008/07/03(木) 01:30:19 | URL | Ku-ge #-[ 編集]
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