High-Speed-Flower
徹頭徹尾高速哀愁。HIGH-SPEED-FLOWER RECORDS レーベル情報、高速メロディックパンクを中心に、バンドや音源について書き連ねていきます。
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STUKAS -THE WORLD ACCORDING TO-


彼らこそ、SWEDENのALL/DESCENDENTS、SWEDISH POP/FUN PUNKの雄と言ったら、怒られるのでしょうか。まぁ、誰も怒りはしないでしょうし、そう公言しても、彼らを知っている人ならば必ず頷いてくれることを信じて、'90s SWEDEN特集も佳境に入り、満を持してのご登場、STUKASです。満を持してりしてるのは私だけかもしれません。
彼らとの出会いも"Hardcore For The Masses Vol.2"ですが、もう、その力弱い素敵なボーカルと、それに被る女性の伸びやかな声、変態的アレンジと、ポップでキャッチーなメロディーに一発でK.O.されました。

STUKASは1989年に結成。ギター&ボーカルのPuttra Wikdahl、女性ボーカル&ベースのMia Wikdahl、名前を見てもわかるとおり、ご家族ですね。どっちが上かわかんないですけど。それにドラムのBjörn Jonssonという、男女ツイン・ボーカルのトリオバンドです。
その特徴的な編成もさることながら、当時のSWEDENに於いても、本当に異質なサウンドやスタイルを持っていたバンドだと思います。当然ポップなアプローチをするバンドは多存在したのですが、アメリカナイズされているという部分でも、ここまでALL/DESCENDENTSを彷彿とさせる、ポップ&キャッチーさを兼ね備えていたバンドは他に見当たらないと思います。
'94年リリースのこの、"The World According To"という1st.フルレングスは、ポップにしてキャッチー、そしてメロディアス、また高速感といったものも覗かせる、本当に味わいのある名盤です。
私はこの"The World According To"と、同年リリースのカバーCDEP"9"、そして2nd.アルバム"Showing Off"という、BIRDNESTからリリースされた3枚のCDしか音源を所有していないのですが、7inchwで'89年に"Gonna kill her"、'90年に"Somewhere Inside"、'91年に"Squeezing out"と3枚のアナログと、'94年にCDEP"Funhouse"という音源があり、"Gonna kill her"はリリース元違いの青ジャケと赤ジャケ、 "Somewhere Inside"もリリース元違いのスリーブ違いが存在するそうで、非常にマニア泣かせのレア音源だったりします。というか音すら聴いていない、地方在住のオッサンは10年以上経った今でも少し泣けてきます。せめて音だけはと思いつつも、どうにもならないので、あいもかわらず遺産のみで勝負していきます。

もう一曲目から軽快な疾走感と、ツインボーカルが炸裂する、彼ららしいナンバー、"Gonna Kill Her"で幕を開けます。続く"Scary"は前述した"Hardcore For The Masses"に収録されていたナンバーで、ヘナヘナ男性ボーカルが中心に歌いあげつつ、途中高速展開もしたりして、変態リフを混ぜるので、ツタツタいっても速くは感じないというおかしな感覚。そのアレンジもさることながら、劇的なメロディーに複雑な構成と、非常にインパクトのある楽曲だと思います。思えば男性のほうのボーカルはこの曲以外ヘナチョコじゃないんですよね。
以降も、軽快な疾走感はたえず持ちつつ、ところどころにそういった妙な変態性も感じさせたり、とはいいつつもキャッチーさは損なわない、コンパクトなナンバーも装備していたりと、本当にポップで、キャッチーな、明るい華やかさを持っているバンドだと思います。そういうと、まさにALL/DESCENDENTSのそれなのですが、4曲目の短めのインストと5曲目のコンボなどは、本当にALLそのものなアプローチを感じてしまいます。11曲目はDESCENDENTS丸出しです。本当に随所にALL/DESCENDENTSアプローチや、モロなフレーズを垣間見れます。アメリカン・ポップな雰囲気もしますね。しかし、全体的に、やはりそのメロディーは欧州のバンドを彷彿とさせる、どことなく寂しげな、哀愁なんかも感じさせてくれるので、そういった部分もメロディアスさをさらに押し上げ、本当にこのバンドも素晴らしいメロディー・メーカーなのだなと思います。
次作のCDEP"9"はそのカバーのチョイスが何とも?で、なんだか印象に残るものがないのです。2nd.アルバム"Showing Off"は、やはり素晴らしいメロディーは多く存在し、良い曲も多いと思いますが、やはり1st.の華やかな雰囲気や、軽快な疾走感というものが、あまり感じられず、かなり落ち着いた感じです。

やはり、この"The World According To"が、私的には抜きんでて良い作品に感じます。しかし、後半になればなるほどALL/DESCENDENTSだなとか、感じますね今聴くと。ほんと、世界でも他に類を見ないほどの、ALL/DESCENDENTSフォロワーなんじゃないかと思います。このアルバムだけだと。もちろん、そういった部分も評価が高いところなのですが、やはり、"Gonna Kill Her"や"Scary"のような、そのアプローチの上の、彼ら独自のカラーが前面に出たナンバーがすごくカッコよく感じられます。そういった意味ではラストの"Klown Town"というナンバーもワイルドな味さえ感じさせ、独特の旨味を感じます。


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コメント
この記事へのコメント
このBandの女の子ってAstreamのMiaだった気がします。たしか。自分もかなり好きですこのBand!
2008/07/25(金) 19:25:15 | URL | Katsu #-[ 編集]
>Katsuさん
そうなんですか!!全然、知らなかったです。
そんな中、昨日、店に間に合わなかったので、スゲェ慌てて上げたので、男女の名前が逆になって間違えてますorz修正しました。
確かに名前はMiaですよね、こっちではベースだけど。
2008/07/26(土) 07:55:07 | URL | Ku-ge #-[ 編集]
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